MotoGP第3戦アメリカGP Moto2クラス2日目 予選
2025/03/30
MotoGP第3戦アメリカGP Moto2クラス2日目、フリー走行2と予選が土曜日、アメリカ、テキサス州にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(通称COTA)で開催された。日本時間午後11時20分(現地時間午前9時20分)から30分間行なわれたフリー走行2は、気温22度、路面温度24度、湿度88%、青空も見え始めたものの僅かにウェットの部分が残っていた。
この走行トップは、昨日のプラクティスに続き、ジェイク・ディクソン(ボスコスクロ)。2番手にはフィリップ・サラッチ(ボスコスクロ)が入り、エルフ・マーク・VDS・レーシング・チームのワンツーだった。3番手はアロン・カネト(カレックス)。昨日、転倒などで記録を伸ばせなかったポイントリーダーのマニュエル・ゴンザレス(カレックス)が4番手。佐々木歩夢(カレックス)は9周目の2分10秒360で22番手、國井勇輝(カレックス)は11周目の2分11秒317で28番手だった。
日本時間深夜3時45分(現地時間午後1時45分)から15分で争われた予選Q1は、気温28度、路面温度45度、湿度59%、晴れ間も見えるドライコンディション。路面は完全に乾いた。Q1では、序盤からゴンザレスがトップタイムを記録、更新。最終6周目の2分07秒355は昨年、フェルミン・アルデゲールが記録していた歴代コース記録を0.188縮めた。ゴンザレスはそのままトップでQ2進出。2番手には、昨年のMoto3王者ダビド・アロンソ(カレックス)が最終7ラップ目に記録した2分08秒194で食い込み、初めてのQ2進出を果たした。3番手はサラッチで記録は7周目の2分08秒224、4番手デニス・オンジュ(カレックス)2分08秒294。佐々木は6周目に2分08秒894を記録し10番手だった。
日本時間、日曜早朝4時10分(現地時間、土曜午後2時10分)から15分間で開催されたQ2は、気温28度、路面温度46度、湿度58%、晴れ始めたドライコンディション。Moto3のように転倒は多くなかったものの、マシンを滑らせてのスーパーセーブが何人か居た。Q2でも、6周目に2分07秒432を記録したディクソンがトップとなり、ディクソンはプラクティス、予選と両日トップでポールポジションを獲得。2番手は5周目2分07秒682でゴンザレス。3番手には、3周目に2分07秒727を記録していたバリー・バルタス(カレックス)が入った。バルタスは、計測終了後、激しく転倒、足を引きずっていた。初めてのQ2スタートだった國井は、3周目の2分09秒500で17番手。
明日、日本時間深夜2時15分(現地時間午後12時15分)から16周で競われる決勝は、國井が17番6列目、佐々木は24番8列目スタート。アドリアン・ウエルタス(カレックス)には、昨日のイエローフラッグ見落としによるロングラップペナルティーが科される。
MotoGP 第3戦アメリカGP Moto2クラス 2日目予選
1 ジェイク・ディクソン(ボスコスクロ) 2分07秒432 (Q2)
2 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 2分07秒682 (Q2)
3 バリー・バルタス(カレックス) 2分07秒727 (Q2)
4 ゾンダ・ヴァン・デン・グールベルク(カレックス) 2分07秒790 (Q2)
5 アロン・カネト(カレックス) 2分07秒806 (Q2)
6 ダビド・アロンソ(カレックス) 2分07秒883 (Q2)
7 トニー・アルボリーノ(カレックス) 2分07秒903 (Q2)
8 マルコス・ラミレス(カレックス) 2分07秒943 (Q2)
9 フィリップ・サラッチ(ボスコスクロ) 2分07秒974 (Q2)
10 デニス・オンジュ(カレックス) 2分08秒058 (Q2)
17 國井勇輝(カレックス) 2分09秒500 (Q2)
24 佐々木歩夢(カレックス) 2分08秒894 (Q1)
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