MotoGP第5戦フランスGPは、フランスのル・マン、ブガッティサーキットで二日目の予選を行なった。二日目の予選も好天に恵まれ、各クラス、ドライコンディションで予選が争われた。
MotoGPクラスでは、マルク・マルケス(ホンダRC213V)が1分32秒042でポールポジションを獲得。3回のフリー走行総合トップで予選2回目に進出したのは、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハYZR-M1)。予選1回目上位2名のアレックス・エスパロガロ(フォワード-ヤマハ)とカル・クロッチロウ(ドゥカティGP14)を加えた12名のライダーによって、予選2回目は気温23度、路面温度43度のドライコンディションで争われた。
予選2回目でまずトップに立ったのはロレンソだったが、すぐにマルケスが逆転してリーダーボードのトップに立つ。マルケスは残り3分を切ったところでサーキットベストラップとなる1分32秒042を記録し、そのまま開幕から5戦連続となるポールポジションを獲得した。
2番手は1分32秒734のポル・エスパロガロ(ヤマハYZR-M1)で、MotoGPベストグリッドを獲得。3番手に1分32秒755でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティGP14)、4番手に1分32秒846でステファン・ブラドル(ホンダRC213V)。5番手に1分32秒873でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハYZR-M1)が続き、ロレンソは1分32秒899で6番手に終わった。
7番手に1分33秒006でアルバロ・バウティスタ(ホンダRC213V)。8番手に1分33秒015でアレックス・エスパロガロ(フォワード-ヤマハ)。ダニ・ペドロサ(ホンダRC213V)は1分33秒023で9番手に。10番手に1分33秒058でブラッドリー・スミス(ヤマハYZR-M1)。アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティGP14)が1分33秒102で11番手。カル・クロッチロウ(ドゥカティGP14)が1分33秒315で12番手に続いた。
以下、予選1回目の結果順にニッキー・ヘイデン(ホンダRCV1000R)が1分33秒859で13番手。ヨニー・ヘルナンデス(ドゥカティGP14)が1分33秒999で14番手。コーリン・エドワーズ(フォワード-ヤマハ)が1分34秒203で15番手。
16番手に1分34秒233でスコット・レディング(ホンダRCV1000R)が続く。青山 博一(ホンダRCV1000R)は3回のフリー走行総合14番手で予選1回目を走り、1分34秒457で17番手から決勝に臨むことになった。
以下、18番手に1分34秒880でカレル・アブラハム(ホンダRCV1000R)。19番手に1分35秒499でエクトル・バルベラ(FTR)。20番手に1分35秒795でブロック・パークス(PBM)。21番手に1分35秒932でマイケル・ラバティ(PBM)。22番手に1分36秒163でマイク・デ・ミオ(FTR)の順となった。
Moto2クラスはジョナス・フォルガー(カレックス)が1分37秒619でポールポジションを獲得。Moto2クラスの予選は気温25度、路面温度45度のドライコンディションで争われた。セッション序盤をリードしたのはシモーネ・コルシ(フォワード・KLX)だったが、開始24分過ぎにエステブ・ラバット(カレックス)がリーダーボードのトップに立つ。しかし、ラバットはその次のラップに8コーナーで転倒。ラバットにダメージはなかったが、マシンは左のステップ周りが壊れ、ピットに戻って修復する。
フォルガーはセッション終盤にアタックに出ると、残り1分を切ったところで1分37秒619を記録、Moto2クラス初ポールポジションを獲得した。
ラバットは1分37秒623で2番手。3番手に1分37秒731でルイス・サロム(ポンス・カレックス)が続いた。
4番手に1分37秒768でミカ・カーリョ(カレックス)。5番手に1分37秒773でトーマス・ルティ(スーター)。6番手に1分37秒809でシモーネ・コルシ(フォワード・KLX)。7番手に1分37秒884でマーベリック・ビニャーレス(カレックス)。8番手に1分37秒929でリカルド・カルダス(テック3)。9番手に1分37秒963でサンドロ・コルテセ(カレックス)。10番手に1分38秒032でサム・ロウズ(スピードアップ)。
中上 貴晶(カレックス)は1分38秒696で21番手、長島 哲太(TSR)は1分39秒639で31番手から決勝に臨む。
Moto3クラスはエフレン・バスケス(ホンダ)が1分42秒491でポールポジションを獲得。Moto3クラスの予選は気温21度、路面温度35度のドライコンディションで争われた。セッションからリーダーボードのトップをリードしたのはジャック・ミラー(KTM)。ミラーは序盤に3回、中盤に2回ファステストを更新してトップをキープする。しかし、終盤に入った残り6分を切ったところでバスケスがトップに浮上。さらに残り4分を切ったところで1分42秒491のファステストを記録して、グランプリ初ポールポジションを獲得した。バスケスは午前中のフリー走行3回目でもトップタイムを記録していた。
ミラーは1分42秒516で2番手。アレックス・リンス(ホンダ)が1分42秒718で3番手に続き、4番手には1分42秒752でアレックス・マスブー(ホンダ)とトップ4の内3台がホンダとなった。
5番手に1分42秒769でニコラス・アジョ(ハスクバーナ)。6番手に1分42秒815でイサック・ビニャーレス(KTM)。初日総合トップのアレックス・マルケス(ホンダ)は1分42秒896で7番手に。8番手に1分42秒936でジョン・マクフィー(ホンダ)。9番手に1分42秒991でズルファミ・カイルディン(ホンダ)。10番手に1分43秒068でロマーノ・フェナティ(KTM)の順で続いた。