SBK第4戦アッセン 決勝レース1/レース2
2019/04/15
SBK(スーパーバイク世界選手権)第4戦アッセンラウンドは、オランダのアッセンで決勝レース1とレース2を行なった。レース1は土曜日開催だが、決勝スタート直前に雪が降り、低温によるコンディション不良もあり、日曜日に延期。日曜日の午前中にレース1が組み込まれ、スーパーポールレースはキャンセル。午後にレース2が行なわれた。
レース1は気温4度、路面温度6度のドライコンディションで争われた。ポールスタートのアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が好スタートでトップに立ちレースをリードするが、これまでの3戦のようにはリードを築けない。それでもバウティスタは、7周目に1秒、12周目に2秒、15周目に3秒と着実にリードを広げ、単独トップで独走。レース終盤には2番手以下とのリードを2秒半ほどにキープして、開幕から10連勝を達成した。
2位にジョナサン・レイ(カワサキ)が入賞。8番手から好ダッシュを見せたレイは2周目に3番手、8周目に2番手に浮上し、トップのバウティスタを追ったが、その差を縮めることはできず、単独2位でチェッカーを受けた。
3番手争いはマーカス・ライターバーガー(BMW)、マイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)、アレックス・ロウズ(ヤマハ)、レオン・ハスラム(カワサキ)ら4人のライダーが序盤からバトルを展開。中盤の11周目にファン・デル・マークがライターバーガーを交わして3位浮上すると、その後、3番手争いの集団を抜け出し、単独3位をキープ。ホームレースで今シーズン初表彰台となる3位に入賞した。
ファン・デル・マークが抜け出した後、4番手をロウズ、ライターバーガー、ハスラムが争うが、12周目にロウズがライターバーガーを交わして4番手に浮上、ライターバーガーは13周目にはハスラムにも交わされて6番手に後退。レース終盤は、ロウズとハスラムが接戦の4番手争いを展開し、20周目の最終シケインでハスラムが前に出るも、最終ラップの21周目にロウズがハスラムを交わして4位でゴール。僅差の5位にハスラムが続いた。ライターバーガーは単独6位でゴール。
7位にチャズ・デイビス(ドゥカティ)、8位にジョルディ・トーレス(カワサキ)、9位にトプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)、10位にトム・サイクス(BMW)の順で続き、レオン・キャミア(ホンダ)が11位、マルコ・メランドリ(ヤマハ)が12位、サンドロ・コルテセ(ヤマハ)が13位、ユージン・ラバティ(ドゥカティ)が14位に入賞。
土曜日のスーパーポールで転倒し、負傷した清成 龍一(ホンダ)はレース1に臨み15位入賞を果たした。代役参戦のエクトル・バルベラ(カワサキ)は2周遅れの16位でゴール。マイケル・リナルディ(ドゥカティ)は16周を終えてピットに戻りリタイア、アレッサンドロ・デルビアンコ(ホンダ)は10周を終えてピットに戻ってリタイアした。
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