MotoGP第3戦アメリカズGP Moto3決勝
2019/04/15
MotoGP第3戦アメリカズGP、Moto3クラスは、アメリカのCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)で決勝レースを行ない、アロン・カネト(KTM)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温15度、路面温度27度のドライコンディションで争われた。スタートから縦に長い20人前後のトップ集団が形成され、周回を重ねて行く。レース序盤をリードしたのはニッコロ・アントネッリ(ホンダ)だったが、5周目に鈴木 竜生(ホンダ)がトップに浮上。鈴木はトップに立つと、2番手を走るカネトとのリードを約1秒に広げ、レースをリードする。カネトも3番手以下にリードを取り、周回を重ねて行く。
鈴木はレース中盤の12周目までトップをキープしていたが、13周目の7コーナーで転倒を喫し、リタイアに終わった。
代わってトップに立ったのはアンドレア・ミーニョ(KTM)だったが、残り2周となった16周目の1コーナーでカネトがトップに浮上。カネトはトップに立った後、後方で、ミーニョ、ジャウマ・マシア(KTM)、ガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)の3人が激しい2番手争いを展開したことで、その間にリードを築き、そのまま逃げ切って、今シーズン初優勝を達成した。
最終ラップの接戦を制してマシアが2位に入賞、ミーニョが今シーズン初表彰台となる3位に入賞した。
4位にロドリゴ、5位にアントネッリが入賞。トニー・アルボリーノ(ホンダ)が6位、ラウル・フェルナンデス(KTM)が7位、アロンソ・ロペス(ホンダ)が8位、セレスティーノ・ビエッティ(KTM)が9位、デニス・フォッジア(KTM)が10位に入賞した。
小椋 藍(ホンダ)は序盤からトップ集団の後方で周回を重ね、11位に入賞。真崎 一輝(KTM)は序盤はトップ集団の後方につけていたが、中盤以降遅れ、単独走行となり、16位でチェッカーを受けた。
佐々木 歩夢(ホンダ)は16番手走行中の16周目の6コーナーで転倒リタイア、鳥羽 海渡(ホンダ)は10周目の18コーナーで転倒リタイアに終わった。
チャンピオンシップランキングでは、2戦連続表彰台を獲得したマシアがランキングトップに浮上。同ポイントでカネトが並び、13ポイント差のランキング3位にロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)。鳥羽はノーポイントに終わったことで、トップから14ポイント差のランキング5位となった。
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