MotoGP第15戦日本GPは、栃木県のツインリンクもてぎで1日目の2回のフリー走行を行なった。初日は好天に恵まれ、各クラス、フリー走行1回目、2回目共にドライコンディションで行なわれた。
MotoGPクラスではアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティGP14)が1分45秒140で初日総合トップに立った。フリー走行1回目を3番手で終えていたドビジオーゾは、フリー走行2回目では序盤にリーダーボードのトップに立つと、中盤までトップをキープ。開始27分過ぎにホルヘ・ロレンソ(ヤマハYZR-M1)がトップに立ち、さらに残り2分でファステストを更新。しかしその直後、最後のアタックに出たドビジオーゾが1分45秒140を記録。セッショントップに立った。
総合2番手に1分45秒580でロレンソが続いた。ロレンソはフリー走行1回目でトップタイムを記録している。総合3番手にホンダ勢トップとなる1分45秒637でステファン・ブラドル(ホンダRC213V)。ダニ・ペドロサ(ホンダRC213V)が1分45秒727で総合4番手、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハYZR-M1)が1分45秒890で総合5番手。フリー走行1回目の序盤に5コーナーで飛び出し、グラベル上で転倒を喫したマルク・マルケス(ホンダRC213V)は、1分45秒939で総合6番手に終わった。
総合7番手に1分46秒041でポル・エスパロガロ(ヤマハYZR-M1)。総合8番手に1分46秒105でブラッドリー・スミス(ヤマハYZR-M1)。総合9番手に1分46秒107でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティGP14)。総合10番手に1分46秒113でヨニー・ヘルナンデス(ドゥカティGP14)が続く。カル・クロッチロウ(ドゥカティGP14)が1分46秒221で総合11番手。アルバロ・バウティスタ(ホンダRC213V)が1分46秒227で総合12番手。アレックス・エスパロガロ(フォワード-ヤマハ)が1分46秒315で総合13番手。エクトル・バルベラ(ドゥカティGP14)が1分47秒335で総合14番手。ワイルドカード参戦の中須賀 克行(ヤマハYZR-M1)は1回目12番手、2回目16番手。1回目に記録した1分47秒180で総合15番手となった。青山 博一(ホンダRCV1000R)は1回目17番手、2回目15番手。2回目に1分47秒133を記録して総合16番手となったが、2回目のセッション終盤に1コーナー進入で転倒を喫した。
以下、総合17番手に1分47秒285でアレックス・デ・アンジェリス(フォワード-ヤマハ)。総合18番手に1分47秒406でカレル・アブラハム(ホンダRCV1000R)。総合19番手に1分47秒586でスコット・レディング(ホンダRCV1000R)。総合20番手に1分47秒829でニッキー・ヘイデン(ホンダRCV1000R)。総合21番手に1分48秒264でダニロ・ペトルッチ(ART)。総合22番手に1分49秒105でマイク・デ・ミオ(FTR)。総合23番手に1分49秒159でブロック・パークス(PBM)。総合24番手に1分49秒321でマイケル・ラバティ(PBM)の順で初日を終えた。
Moto2クラスでは、エステブ・ラバット(カレックス)が1分50秒990で初日総合トップ。フリー走行1回目2番手だったラバットは、2回目は一度もピットインせずに24周を連続周回。ファステストラップを更新しながら周回を重ね、残り3分を切ったところで1分50秒990のベストラップを記録した。
総合2番手に1分51秒313でヨハン・ザルコ(ケータハム・スーター)。総合3番手に1分51秒573でマーベリック・ビニャーレス(カレックス)。総合4番手に1分51秒593でドミニク・アガター(スーター)。総合5番手に1分51秒880でフリアン・シモン(カレックス)が続く。フリー走行1回目でトップタイムを記録していたトーマス・ルティ(スーター)は、2回目は1分51秒895で6番手となり、初日総合でも6番手となった。
総合7番手に1分51秒956でミカ・カーリョ(カレックス)。総合8番手に1分52秒068でアクセル・ポンス(カレックス)。総合9番手に1分52秒169でサンドロ・コルテセ(カレックス)。中上 貴晶(カレックス)は1回目11番手、2回目10番手で、2回目に1分52秒225を記録して総合10番手。
ワイルドカード参戦の高橋裕紀(モリワキ)は1回目29番手、2回目31番手で、2回目に1分53秒643を記録して総合31番手。負傷欠場の長島 哲太(TSR)の代役として参戦する小山知良(NTS)は、1回目33番手、2回目32番手で、2回目に1分53秒774を記録して総合32番手で初日を終えた。
Moto3クラスではダニー・ケント(ハスクバーナ)が1分57秒317で初日総合トップ。ケントはフリー走行1回目、2回目共にトップタイムを記録した。
総合2番手に1分57秒375でアレックス・リンス(ホンダ)。総合3番手に1分57秒418でミゲール・オリビエラ(マヒンドラ)。総合4番手に1分57秒630でブラッド・ビンダー(マヒンドラ)。総合5番手に1分57秒685でアレナ・バスティアニーニ(KTM)。総合6番手に1分57秒807でニッコロ・アントネッリ(KTM)。チャンピオンシップリーダーのアレックス・マルケス(ホンダ)は、1分57秒865で総合7番手。総合8番手に1分57秒876でイサック・ビニャーレス(KTM)。総合9番手に1分57秒943でエフレン・バスケス(ホンダ)。総合10番手に1分57秒976でヤコブ・コンフェイル(KTM)。
ランキング2位のジャック・ミラー(KTM)は1回目7番手、2回目は13番手に終わり、2回目に記録した1分58秒045で総合13番手となった。ワイルドカード参戦の日本人ライダーは、大久保 光(ホンダ)が1回目26番手、2回目27番手で、2回目に1分59秒712を記録して総合29番手。山田 誓己(ホンダ)が1回目31番手、2回目33番手。1回目に記録した2分00秒898で総合32番手となった。