MotoGP第7戦カタルニアGPは、スペインのバルセロナ・カタルニアサーキットで、1日目の2回のフリー走行を行なった。初日は各クラス、午前、午後の2回のフリー走行共にドライコンディションで行なわれた。
MotoGPクラスでは、アレックス・エスパロガロ(フォワード-ヤマハ)が1分41秒672で初日総合トップに立った。アレックス・エスパロガロはフリー走行1回目の最後のアタックでソフトコンパウンドタイヤを履き、1分41秒672のファステストを記録。2回目は1分43秒198でセッション12番手に終わったものの、総合トップで初日を終えた。
総合2番手に1分42秒123でブラッドリー・スミス(ヤマハYZR-M1)。スミスは2回目のセッション終盤にファステストを記録。セッショントップとなり、総合でも2番手で初日を終えた。フリー走行2回目で1分42秒130を記録してセッション3番手となったステファン・ブラドル(ホンダRC213V)が総合3番手に続き、マルク・マルケス(ホンダRC213V)は1回目7番手、2回目に1分42秒274を記録して3番手につけ、総合4番手となった。1回目2番手、2回目4番手のホルヘ・ロレンソ(ヤマハYZR-M1)は2回目に記録した1分42秒282で総合5番手に。
総合6番手に1分42秒411でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティGP14)。総合7番手に1分42秒423でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハYZR-M1)。総合8番手に1分42秒608でポル・エスパロガロ(ヤマハYZR-M1)。総合9番手に1分42秒664でダニ・ペドロサ(ホンダRC213V)。総合10番手に1分42秒812でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティGP14)の順で続いた。
アルバロ・バウティスタ(ホンダRC213V)は1分42秒833で総合11番手。ヨニー・ヘルナンデス(ドゥカティGP14)は1分42秒860で総合12番手。スコット・レディング(ホンダRCV1000R)は1分43秒612で総合13番手。ミケーレ・ピロ(ドゥカティ GP14)は1分43秒644で総合14番手。カル・クロッチロウ(ドゥカティGP14)は1分43秒725で総合15番手。
総合16番手に1分43秒819でコーリン・エドワーズ(フォワード-ヤマハ)。総合17番手に1分43秒905でカレル・アブラハム(ホンダRCV1000R)。総合18番手に1分43秒961でエクトル・バルベラ(FTR)。総合19番手に1分44秒008でニッキー・ヘイデン(ホンダRCV1000R)。右手を手術後、今レースから復帰したヘイデンは、午前、午後のセッション共に出走した。青山 博一(ホンダRCV1000R)は1回目21番手、2回目19番手で、2回目に記録した1分44秒096の総合20番手で初日をスタート。
総合21番手に1分44秒450でマイケル・ラバティ(PBM)。総合22番手に1分44秒681でブロック・パークス(PBM)。総合23番手に1分45秒482でマイク・デ・ミオ(FTR)。負傷欠場中のダニロ・ペトルッチ(ART)の代役としてミシェル・ファブリッツオ(ART)が今回も参戦し、1回目に記録した1分47秒297で総合24番手となった。
Moto2クラスはエステブ・ラバット(カレックス)が1分46秒955で初日総合トップに立った。ラバットは1回目、2回目共にトップタイムを記録。2回目のセッションでも開始10分過ぎにリーダーボードのトップに立って以降、自己ベストを3回更新。セッション終盤に1分46秒955を記録すると、2セッション制覇して初日総合トップとなった。
総合2番手にフリー走行2回目で1分47秒701を記録したジョナス・フォルガー(カレックス)が続いた。フォルガーは1回目でも3番手につけ、2回目のセッション中に転倒を喫してしまったものの、マシンを修復後に再度コースイン。セッション最後のアタックで自己ベストを記録した。フリー走行1回目で2番手につけていたミカ・カーリョ(カレックス)は、2回目は9番手に終わり、1回目に記録した1分47秒836で総合3番手に。総合4番手に1分47秒908でサム・ロウズ(スピードアップ)。総合5番手に1分47秒951でマティア・パッシーニ(フォワード・KLX)。総合6番手に1分47秒996でマーベリック・ビニャーレス(カレックス)。総合7番手に1分48秒012でサンドロ・コルテセ(カレックス)が続き、中上 貴晶(カレックス)は1分48秒049の総合8番手で初日をスタート。中上は1回目10番手、2回目の序盤にはリーダーボードのトップにつけ、セッション6番手となった。
総合9番手に1分48秒072でドミニケ・エジャーター(スーター)。総合10番手に1分48秒146でルイス・サロム(ポンス・カレックス)。長島 哲太(TSR)は1回目30番手、2回目31番手、1回目に記録した1分49秒953の総合31番手で初日を終えた。
Moto3クラスはニコラス・アジョ(ハスクバーナ)が1分51秒930で初日総合トップ。フリー走行1回目でトップに立ったのはロマーノ・フェナティ(KTM)。2回目はセッション序盤にファステストを記録したブラッド・ビンダー(マヒンドラ)がリーダボードのトップをキープしたが、残り6分を切ったところでアジョがファステストを更新。そのままトップでセッションを終え、初日の総合でもトップでスタートを切った。
総合2番手に1分51秒944でジャック・ミラー(KTM)、総合3番手に1分51秒945でイサック・ビニャーレス(KTM)が続く。フェナティは2回目に1回目のベストを更新することができず、セッション5番手となったが、初日総合では1分51秒952で4番手。
総合5番手に1分52秒177でニッコロ・アントネッリ(KTM)。総合6番手に1分52秒336でアレックス・マルケス(ホンダ)。総合7番手に1分52秒342でアレナ・バスティアニーニ(KTM)。総合8番手に1分52秒359でアレックス・リンス(ホンダ)が続いたが、リンスも1回目に記録した自己ベストを2回目に更新できなかった。総合9番手に1分52秒412でエフレン・バスケス(ホンダ)。ビンダーは2回目のセッション序盤に記録したベストを更新できず、1分52秒423の総合10番手で初日を終えた。