ドニントンパークの初日は3回のフリー走行が行なわれ、フリー走行1回目からタイム差が接近。フリー走行1回目はレオン・キャミア(MVアグスタ・レパルト・コルセ)がトップに立ったが、サイクス、ダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ・スーパーバイクチーム)、チャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ・スーパーバイクチーム)までの4人が0.063秒差という僅差。フリー走行2回目には1分28秒台の争いに突入し、サイクスがトップに立つが、ここでもジュリアーノ、ジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)、アイルトン・バドビーニ(BMWモトラッド・イタリアSBKチーム)までの4人が0.184秒差と接戦。1分28秒台前半での争いとなった最終セッションは、ジュリアーノが最終アタックで転倒したこともあり、サイクスが2番手のジュリアーノに0.111秒差をつけフリー走行総合トップとなった。