MotoGPライダーのポル・エスパルガロが、フランスGPの後、腕上がり症状を改善する目的で右腕の手術を受けた。エスパルガロは決勝レース後、右腕の痛みを訴えたため、5月19日にスペインのマドリード市内の病院で手術を受け、無事に成功。今週末に再検査を受けた後、次戦のイタリアGPに向けてリハビリを開始する。
「何度か痛みを感じて物理療法の継続を考えていたけど、専門医に診断を受ける必要があると思い、手術とレースの間に最大の日数を持てるように相談した。前腕の痛みはこれまで何度も感じていたけど、それほど重要でないと思っていたが、この2戦は深刻だった。ヘレスでは序盤にロレンソとマルケス、その後にロッシとクラッチローを追いかけようとプッシュできたけど、ストップアンドゴーの多いコースレイアウトのル・マンでは走ることが困難な状態だった。幸運にも手術はうまく行った。次戦に可能な限り最善の状態で臨めるようにリハビリを始めることができる」とエスパルガロは語っている。