MotoGP第5戦スペインGP Moto2クラス1日目 プラクティス
2025/04/25
MotoGP第5戦スペインGP Moto2クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、スペイン南部のヘレス・サーキットで開催された。日本時間午後4時50分(現地時間午前9時50分)から40分間で始まったフリー走行1は、気温18度、路面温度23度、湿度51%、少し雲があるドライコンディション。
記録が伸びやすいコンディションと思われた上、今年2月のテストから新しく導入されたピレリのスーパーエキストラソフトのリアタイアの影響もあってか、この走行ではマニュエル・ゴンザレス(カレックス)が13周目に1分39秒980を記録し、昨年までのコースレコードを更新。更に14周目1分39秒836まで記録を縮めたデニス・オンジュ(カレックス)がトップタイムで歴代コース新記録を樹立。17周目1分39秒956を記録しゴンザレスを上回ったバリー・バルタス(カレックス)が2番手、3番手がゴンザレスだった。
佐々木歩夢(カレックス)は全17周中11周目の記録1分41秒579で24番手、國井勇輝(カレックス)は全19周走って、16周目の記録1分41秒595で25番手。
日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)から40分間で開催されたプラクティスは、気温24度、路面温度38度、湿度58%、部分的に雲があるものの青空のドライコンディション。この時間帯は強いと18km/hという風が吹いていた。
序盤、バルタスが2周目から1分40秒661を記録しトップとなる。2番手ゴンザレス、3番手セナ・アギウス(カレックス)、4番手には今日4月25日が誕生日のMoto2クラスルーキー、ダビド・アロンソ(カレックス)。5番手もルーキーのダニエル・オルガド(カレックス)と、カレックス勢、2年目のアギウス、ルーキーのアロンソ、オルガドが続いていた。
中盤に入り、フィリップ・サラッチ(ボスコスクーロ)が11コーナーで転倒、イエローフラッグが出された。1コーナーでは、セレスティーノ・ビエッティ(ボスコスクーロ)が肘まで使うスーパーセーブで転倒を免れる姿もあった。ビエッティのチームは、4月23日にチーム名をベタ・トゥールズ・スピードRS(レーシング・スピリット)・チームに変更したことを発表したばかり。
残り8分を切ると、アギウスが13周目1分40秒653を記録しバルタスからトップを奪った。アギウスは更に14周目に1分40秒636まで記録を縮めた。残り6分を切ると、今度はデニス・オンジュ(カレックス)が15周目1分40秒629でトップとなる。更に残り2分弱、ゴンザレスが16周目1分40秒142までタイムを縮めてトップとなった。2番手はバルタスで19周目1分40秒480まで記録を伸ばした。3番手オンジュ。
佐々木は10周目の記録1分41秒724で26番手、國井は5周目1分41秒744で27番手。明日の予選は、上位14名がQ2スタートとなるため、佐々木、國井の二人は予選Q1から出場する。Moto2クラスは、明日、日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)からフリー走行2を行ない、その後、日本時間午後8時45分(現地時間午後1時45分)から予選Q1が始まる。
MotoGP 第5戦スペインGP Moto2クラス1日目 プラクティス
1 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分40秒142 (P)
2 バリー・バルタス(カレックス) 1分41秒480 (P)
3 デニス・オンジュ(カレックス) 1分41秒629 (P)
4 セナ・アギウス(カレックス) 1分40秒631 (P)
5 アルベルト・アレナス(カレックス) 1分40秒731 (P)
6 アロン・カネト(カレックス) 1分40秒739 (P)
7 ダビド・アロンソ(カレックス) 1分40秒786 (P)
8 ダニエル・オルガド(カレックス) 1分40秒812 (P)
9 ジェイク・ディクソン(ボスコスクーロ) 1分40秒818 (P)
10 セレスティーノ・ビエッティ(ボスコスクーロ) 1分40秒879 (P)
26 佐々木歩夢(カレックス) 1分41秒724 (P)
27 國井勇輝(カレックス) 1分41秒744 (P)
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