水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)がポールtoフィニッシュ!【全日本RR第1戦もてぎ2&4 JSB1000決勝】
2025/04/20
曇天の中で始まった全日本ロードレース開幕戦もてぎ2&4の決勝。スタート進行が始まった途端にポールシッター水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)のマシンにトラブル発生。Tカーがグリッドに並べられる。
20周のレース。ホールショットを奪ったのは水野。長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)がロケットスタートを決めて2コーナーで2番手、3コーナーでトップ浮上。2番手に下がった水野の背後には中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がつける。オープニングラップを終える前に水野が首位奪回。
2周目。再び長島がトップ奪取。その後に野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)が中須賀、水野を2台抜き。しかし野左根は直後に転倒。
3周目に水野が先頭に出ると後続を引き離しにかかる。長島は徐々にポジションダウン。替わって浦本修充(AutoRace Ube Racing Team)が中須賀の背後につけて表彰台圏内に浮上。
水野は5周が終了することにはトップ独走体制を築く。中須賀と浦本の2位争いには高橋巧(Honda HRC Test Team)が接近。長島は名越哲平(SDG Team HARC-PRO.Honda)と5位争いに移行。
レース折り返し時点で水野は後続に6秒近いアドバンテージを築いて一人旅。中須賀、浦本、高橋の2位争いは接近戦のまま周回を重ねる。
14周目。長島のマシンに異変。長島はそのままピットに向かいレース終了させる。
16周目。浦本が一瞬、中須賀の前に出るシーンがあったものの、すぐに中須賀が2番手奪回。
レース終盤。水野のペースは衰えず、そのままトップでチェッカー。2位争いは残り3周で高橋が遅れ、中須賀と浦本の一騎打ち。これを中須賀が制し、浦本は8年ぶりの全日本を3位表彰台で終えた。
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