MotoGP第9戦ドイツGP Moto3クラス2日目 予選結果
2024/07/06
MotoGP第9戦ドイツGP Moto3クラス2日目、予選が土曜日、ドイツ、ザクセンリンクで開催された。日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)から30分間行なわれたP2は、気温22度、路面温度24度、湿度55%、風も昨日のような強風ではなく、部分的に雲はあるものの青空の広がるドライコンディション。
昨日のP1とP2を合わせた結果で15番手以下は予選Q1から出場する。好天の中、周回を重ねたライダー達は、残り15分を迎え、タイヤ交換後、先を譲り合うようなスロー走行で最終タイムアタックが始まった。この行為が、山中琉聖(KTM)を含む多くの選手に決勝でのロングラップなどのペナルティーを科されることになった。
P2のトップはエイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)で1分25秒053、2番手ルカ・ルネッタ(ホンダ)1分25秒231、3番手アンヘル・ピケラス(ホンダ)1分25秒250でトップ3が全てホンダ車だった。鈴木竜生(ハスクバーナ)は1分25秒403で7番手、山中は1分25秒573で10番手、古里太陽(ホンダ)は1分25秒758で14番手だった。日本人ライダー3人は、全員Q2スタートを果たした。
Moto3クラス予選は、MotoGPの予選とMotoEのレース1後に行なわれた。MotoEでの赤旗中断の影響により、予定より5分遅れて日本時間午後7時55分(現地時間午後12時55分)から15分間で始まった。気温28度、路面温度42度、湿度38%、晴れたドライコンディション。
トップはジョエル・エステバン(CFMOTO)で1分26秒325、2番手ダニエル・オルガド(KTM)1分26秒400、3番手マッテオ・ベルテッレ(ホンダ)1分26秒645、4番手スコット・オグデン(ホンダ)1分26秒671。以上4名がQ2に進出した。
引き続き日本時間午後8時20分(現地時間午後1時20分)から始まったQ2は、気温28度、路面温度43度、湿度39%、薄い雲は増え始めたものの晴れたドライコンディション。序盤、2周目に古里が1分26秒273を記録してトップに立つ。程なくフェルナンデスが2周目に1分25秒750でトップを更新。続いて、ダビド・アロンソ(CFMOTO)が1分25秒458でトップを奪う。
中盤に入り、コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)が1分25秒385を記録しアロンソを抜く。終盤、マッテオ・ベルテッレ(ホンダ)とステファノ・ネパ(KTM)の転倒によりイエローフラッグが出され、ラップキャンセルが続いた。
それでも、残り1分前後でアロンソが1分25秒221で再びトップに立つ。その後、ベイヤーが最終7周目で1分24秒885を記録し歴代コースラップを更新、そのままポールポジションを獲得した。2番手アロンソ、3番手ルネッタ。ルネッタの記録は1分25秒222、自身初めてのフロントローを獲得した。
古里は8番手1分25秒488、鈴木は9番手1分25秒654、山中は11番手1分25秒707。明日は日本時間午後6時(現地時間午前11時)から23周で決勝が争われる。天気と共に、ペナルティーにも掻き乱される可能性は否めないが、引き続き日本人ライダー、日本メーカーのホンダの活躍に期待したい。
MotoGP 第9戦ドイツGP Moto3クラス2日目 予選結果
1 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分24秒885 (Q2)
2 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分25秒221 (Q2)
3 ルカ・ルネッタ (ホンダ) 1分25秒222 (Q2)
4 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 1分25秒386 (Q2)
5 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分25秒388 (Q2)
6 ダビド・ムニョス (KTM) 1分25秒430 (Q2)
7 スコット・オグデン (ホンダ) 1分25秒437 (Q2)
8 古里太陽 (ホンダ) 1分25秒488 (Q2)
9 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分25秒654 (Q2)
10 ステファノ・ネパ (ホンダ) 1分25秒706 (Q2)
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