MotoGP第9戦ドイツGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
2024/07/05
MotoGP第9戦ドイツGP Moto2クラス1日目、フリー走行が金曜日、日本時間午後4時40分(現地時間午前9時40分)からドイツ、ザクセンリンクで開催された。気温17度、路面温度21度、湿度63%、青空も少し見えるものの曇りで、路面はほぼ乾き、ドライコンディション。
金曜日の午前中でも、親子連れやビールを持った観客など、スタンドや芝生席では多くの人が楽しんでいた。前回オランダGPで、鎖骨を骨折したポイントランキング3番手のジョー・ロバーツ(カレックス)は今大会、復帰。怪我で欠場しているデニス・オンジュ(カレックス)の代役は地元ドイツ人のマッセル・シューター(カレックス)。アッセンでの怪我で欠場のジャビ・カルデルス(カレックス)の代役で、ロベルト・ガルシア(カレックス)がMoto2初出場。
このセッションで1番手のマルコス・ラミレス(カレックス)は1分23秒347で歴代コースラップ記録を更新した。2番手フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)1分23秒403、3番手ソムキャット・チャントラ(カレックス)1分23秒423。小椋藍(ボスコスクーロ)は10番手1分23秒895、佐々木歩夢(カレックス)は1分25秒013で25番手だった。
日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)から40分間行なわれたP1は、気温18度、路面温度26度、湿度47%、再び雲が増えだしたドライコンディション。選手を応援する旗や定点観測のカメラが激しく揺れる強風の中で始まった。
開始7分ごろ、チャントラが5周目に1分23秒171をマークし、ラミレスの歴代ラップ記録を更新しトップへ。残りが13分程になり、小椋が13周目に1分23秒267を記録し2番手に着けた。残り5分を切り、アルデゲールが1分23秒105を出し、チャントラを更新。すぐにチャントラが1分22秒997を記録して更新したかに思えたが、トラックリミットを超過していた。
残り3分を切り、ジェイク・ディクソン(カレックス)が16周目に1分23秒049を記録し、アルデゲールを抜いてトップへ。その後まもなく、チャントラが17周目に1分22秒698と、ひとり1分22秒台へのせて歴代コースラップ塗り替えトップとなった。
1番手チャントラ、2番手ディクソン、3番手アルデゲール、8番手に小椋。タイムは13周目に記録した1分23秒267で、17周目にチームメイトのセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)がマークした記録と全く同じだった。佐々木は19周目に記録した1分24秒157で24番手。
Moto2クラスは明日、日本時間午後4時25分から30分のP2が行なわれ、今日のP1との総合で15番手以下のライダーは予選Q1からスタートする。予選は、日本時間午後8時45分からQ1、午後9時10分からQ2がそれぞれ15分間で争われる。小椋のポールポジション獲得や、佐々木のQ1進出を期待して応援したい。
MotoGP 第9戦ドイツGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
1 ソムキャット・チャントラ(カレックス) 1分22秒698 (P1)
2 ジェイク・ディクソン(カレックス) 1分23秒049 (P1)
3 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分23秒105 (P1)
4 ボ・ベンスナイダー(カレックス) 1分23秒123 (P1)
5 アロン・カネト(カレックス) 1分23秒227 (P1)
6 マルコス・ラミレス(カレックス) 1分23秒261 (P1)
7 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ) 1分23秒267 (P1)
8 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分23秒267 (P1)
9 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分23秒327 (P1)
10 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分23秒364 (P1)
24 佐々木歩夢(カレックス) 1分24秒157 (P1)
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