SBK(スーパーバイク世界選手権)第9戦アメリカラウンドは、アメリカのラグナ・セカで2日目の予選を行ない、チャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)が1分22秒101でポールポジションを獲得した。
3回のフリー走行で総合トップとなったのはトム・サイクス(カワサキレーシングチーム)。デイビスは総合2番手でスーパーポール2回目に進出した。スーパーポール2はスーパーポール1を勝ち上がったアイルトン・バドビーニ(BMWモトラッド・イタリアSBKチーム)とレオン・キャミア(MVアグスタ・レパルト・コルセ)の2人を加えた12名で、気温24度、路面温度43度のドライコンディションで争われた。デイビスは1回目のアタックで1分22秒913を記録してトップに立つと、2度目のアタックで1分22秒101とファステストラップを更新、SBK初となるポールポジションを獲得した。
チームメイトのダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)が1分22秒297で2番手に続き、ドゥカティ勢が予選ワンツーを獲得。
3番手に1分22秒414でジョルディ・トーレス(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)が続き、SBK初フロントロウを獲得。サイクスは1分22秒526で4番手、チームメイトのジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)は1分22秒854で5番手に終わった。レイはスーパーポール直前のフリー走行4回目でトップタイムを記録、サイクスがセッション2番手だった。
6番手に1分22秒991でレオン・ハスラム(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)、7番手に1分23秒256でニッコロ・カネパ(アルテアレーシング)、8番手に1分23秒285でアレックス・ロウズ(ボルトコム・クレセント・スズキ)、9番手に1分23秒406でシルバン・ギュントーリ(パタ・ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)が続き、キャミアが1分23秒990で10番手、ダビド・サロム(チームペデルチーニ)は1分23秒998で11番手、バドビーニが1分24秒663で12番手の順となった。