SBKヘレステスト
2022/01/28
SBK(スーパーバイク世界選手権)のプライベートテストがスペインのヘレスサーキットで1月26日、27日の二日間行なわれた。テストに参加したのはカワサキとホンダのSBKファクトリーチームとカワサキサテライトのプセッティレーシング。また、SSP(スーパースポーツ世界選手権)のMVアグスタ、カワサキ系チームもテストを行なった。
SBKの2日間総合では1分38秒851を記録したジョナサン・レイ(カワサキ)がトップに立った。レイは自身が2019年のスーパーポールで記録したヘレスのオールタイムベストのコンマ6秒落ちのベストタイムを2日目に記録。アレックス・ロウズ(カワサキ)が1分40秒266で2番手に続いた。
ホンダ勢は初日のみの走行で、チャビ・ビエルへ(ホンダ)が1分40秒342、イケル・レクオナ(ホンダ)が1分40秒495を記録。2022年型CBR1000RR-Rファイヤーブレードは前後サスがSHOWA製に変更されていた。
SSPではニキ・トゥーリ(MVアグスタ)が1分42秒341で二日間総合トップ。2番手に1分42秒361でジャン・オンジュ(カワサキ)が続き、ケナン・ソフォグルが1分43秒774で3番手。ケナン・ソフォグルは、甥のバハティン・ソフォグル(MVアグスタ)が新型コロナウイルス陽性となり、テストをキャンセルしたため、初日はバハティンの代役としてMVアグスタF3 800 RRをテスト、2日目はマネージャーを務めるオンジュのカワサキZX-RRをテストし、ベストラップはカワサキ車で記録した。
また、初日にはホンダのMotoGPテストチームも走行。テストライダーのステファン・ブラドルがプロトタイプのRC213Vを駆り、セパンテストを前にテストプログラムに取り組んだ。
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