ウィズユー・ヤマハ・RNFがイタリアでチーム体制発表会を開催
2022/01/25
『WithU Yamaha RNF MotoGP Racing Team(ウィズユー・ヤマハ・RNF)』が1月24日、イタリアのヴェローナにあるフィラーモニコ劇場でチーム発表会を開催した。
前身であるペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームのDNAを継承し、チーム代表をラズラン・ラザリ氏が継続。昨年11月のオフィシャルテストからヤマハのサテライトチームとして活動を開始した同チームは、イギリスのオックスフォードに拠点を構え、ワークショップをベルギーのロンメルに置く。参戦1年目のチーム発表会は、タイトルスポンサーである『ウィズユー』の代表マッテオ・バラリン氏の出身地であるヴェローナで開催された。
ライダーにはベテランのアンドレア・ドビジオーゾ、ルーキーのダリン・ビンダーを起用。ブラックとネイビーブルーを基調としたカラーリングが施されたヤマハYZR-M1を初公開。MotoEワールドカップにブラッドリー・スミスとニッコロ・カネパが参戦することが発表された。
ルーキーのビンダーは1月31日からのシェイクダウンテスト、最多参戦を誇るドビジオーゾは2月5日からのオフィシャルテストに参加。シーズンのオープニングレースとなる3月6日の開幕戦カタールGP決勝レースに向けて本格的な準備を開始する。
「ヴェローナの美しい背景の中での発表会は、チームにとって幾つかのことを意味します。最初に我々の再構築とブランド変更、今年起用するアンドレア・ドビジオーゾとダリン・ビンダーと共に、目標は戦闘力を取り戻し、全ての人を驚かせ、目標達成に向けて最善を尽くすことです。第2に『ウィズユー』がチームのタイトルスポンサーになります。2019年から我々を支援し、これからの3年間、この新しい旅に一緒に旅立ちます。マッテオ・バラリン(ウィズユー代表)氏の支援と信頼に感謝します。」とラザリ氏。
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