MotoGPセパン・シェイクダウンテスト終了
2022/02/03
マレーシアのセパンで行なわれていたMotoGPクラスのシェイクダウンテストは3日間の日程を終えた。
シェイクダウンテストは各ファクトリーチームのテストライダーが、新型マシンのシェイクダウンを行ない、オフィシャルテストの前にマシンのチェックと開発テストプログラムをメインとした走行枠だが、コンセッションを持つメーカーとMotoGPルーキーライダーがこれに加わることができる。
1月31日から3日間行なわれたテストでは、2日目から参加したアプリリアのレギュラーライダー、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)が最終日のセッション終盤に1分58秒942を記録して3日間総合トップタイムを記録。チームメイトのアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分59秒086で総合2番手に続いた。
5名が参加したルーキーの中でトップとなったのは、総合3番手にラウル・フェルナンデス(KTM)。フェルナンデスは初日、最終日とルーキートップタイムを記録。最終日に記録した1分59秒468がベストタイムとなった。2日目にルーキートップタイムを記録したマルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)は最終日に記録した1分59秒711で総合4番手でテストを終えた。レミー・ガードナー(KTM)は2分00秒046で総合6番手、ダリン・ビンダー(ヤマハ)は2分00秒928で総合9番手。ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)は2日目に腹痛を訴えて走行をキャンセル、最終日も走行せず、初日に記録した2分02秒596で総合17番手。
テストライダーでは、ヤマハは中須賀克行(ヤマハ)と野左根 航汰(ヤマハ)が2台のマシンでテストプログラムをこなし、ドゥカティはミケーレ・ピロ(ドゥカティ)がテストプログラムを消化しながら、1分59秒805で総合5番手につけた。スズキはシルバン・ギュントーリ(スズキ)と津田 拓也(スズキ)の二人のライダーでマシンの開発を進め、KTMはミカ・カーリョ(KTM)とダニ・ペドロサ(KTM)が2台のマシンを比較しながら周回を重ねた。アプリリアはロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)が複数のマシンを比較しながらテスト。コンセッションを持つアプリリアは、2月3日にもセパンでプライベートテストを行なう予定。
レギュラーライダーによるオフィシャルテストは、2月5日、6日の二日間、セパンで実施予定となっている。
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