MotoGP第6戦イタリアGP、MotoGPクラスは、イタリアのムジェロサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が1分47秒479で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は好天に恵まれ、午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれた。午前中に比べて、午後のセッションは路面温度が約15度ほど上昇するコンディションとなった。
1回目でトップタイムを記録していたドビジオーゾは、2回目のセッションの残り5分を切ったところで2番手に浮上すると、最後のアタックで1分47秒479を記録。午前、午後のセッション共に制し、総合トップでホームレース初日を終えた。
総合2番手に1分47秒643でマルク・マルケス(ホンダ)。マルケスは1回目4番手、2回目はセッション中盤にリーダーボードのトップに立っていたが、終盤にドビジオーゾに逆転されて2番手に。総合でも2番手で初日を終了。
ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)は1回目のセッションを2番手で終え、2回目のセッションも序盤からリーダーボードのトップにつけていたが、マルケス、ドビジオーゾに逆転され、セッション終盤に自己ベストを更新することができず、1分47秒852でセッション3番手、総合でも3番手で初日を追えた。
左肩に負傷を抱えたままホームレースに挑むアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)は、1回目3番手、2回目4番手。1回目に記録した1分47秒940で総合4番手に。2回目のセッション終盤に自己ベストとなる1分48秒038を記録したブラドリー・スミス(ヤマハ)がサテライト勢トップとなる総合5番手につけ、総合6番手に1分48秒124でカル・クロッチロウ(ホンダ)が続いた。
1回目17番手だったアレックス・エスパロガロ(スズキ)は2回目のセッション終盤にドビジオーゾの背後につけてアタック、に1分48秒137でセッション7番手となり、初日総合でも7番手となった。総合8番手に1分48秒164でスコット・レディング(ホンダ)が続き、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分48秒211で総合9番手。ロッシは1回目6番手につけていたが、2回目のセッションの終盤のアタック中に1コーナーでランオフエリアに飛び出し、最後のアタックでもタイム更新はならず、セッション9番手、総合9番手でホームレース初日を終えた。総合10番手に1分48秒283でポル・エスパロガロ(ヤマハ)。
ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)が1分48秒304で総合11番手、ワイルドカード参戦のミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が1分48秒317で総合12番手、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)は1分48秒419で総合13番手とドゥカティ勢が続き、復帰2戦目となるダニ・ペドロサ(ホンダ)は1回目11番手、2回目13番手で2回目に記録した1分48秒435で総合14番手に。マーベリック・ビニャーレス(スズキ)は1分48秒493で総合15番手に続き、オープントップとなる総合16番手に1分48秒675でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)が続いた。
以下、総合17番手に1分48秒694でステファン・ブラドル(フォワード-ヤマハ)、総合18番手に1分48秒851でカレル・アブラハム(ホンダ)、総合19番手に1分49秒030でジャック・ミラー(ホンダ)、総合20番手に1分49秒261でニッキー・ヘイデン(ホンダ)、総合21番手に1分49秒661でロリス・バズ(フォワー
ド-ヤマハ)、総合22番手に1分49秒729でマイク・デ・ミオ(ドゥカティ)、総合23番手に1分49秒741でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、総合24番手に1分49秒815でユージン・ラバティ(ホンダ)、総合25番手に1分50秒477でアレックス・デ・アンジェリス(ART)、総合26番手に1分51秒800でマルコ・メランドリ(アプリリア)の順で初日を追えた。