MotoGP第15戦日本GP Moto3 2日目予選
2017/10/14
MotoGP第15戦日本GP、Moto3クラスは、栃木県のツインリンクもてぎで2日目の予選を行ない、ニッコロ・ブレーガ(KTM)が2分09秒320でポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの予選は雨はほぼ上がっているものの、気温14度、路面温度17度のウエットコンディションで争われた。今ウイークの各セッションで上位につけていたブレーガは、セッション序盤の開始9分すぎにリーダーボードのトップに立つ。その後、アルベルト・アレナス(KTM)、鈴木 竜生(ホンダ)、ロマーノ・フェナティ(ホンダ)、アロン・カネト(ホンダ)がリーダーボードのトップに立つが、開始29分すぎにブレーガはトップの座を奪還。さらにその後も3回ファステストを更新し、最後のアタックで2分09秒320を記録して今シーズン初となるポールポジションを獲得した。ブレーガのポールポジション獲得は2016年のスペインGP以来、グランプリ通算2回目となる。
2番手に2分09秒592でニッコロ・アントネッリ(KTM)。アントネッリも最後のアタックで自己ベストを更新、KTMが予選ワンツーを獲得。アロン・カネト(ホンダ)が2分09秒708で3番手と前戦アラゴンGPに続いてフロントロウを獲得。
4番手に2分09秒797でマルコ・ベゼッチ(マヒンドラ)が続き、グランプリベストグリッドを獲得。5番手に2分09秒846でエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、フェナティは2分09秒881で6番手。7番手に2分10秒152でホルヘ・マルティン(ホンダ)、8番手に2分10秒227でガブリエル・ロドリゴ(KTM)、9番手に2分10秒305でマニュエル・パグリアーニ(マヒンドラ)、10番手に2分10秒320でアレナスの順で続いた。
タイトルに王手をかけたホアン・ミル(ホンダ)は2分10秒580で14番手だが、前戦アラゴンGP決勝でのペナルティにより、6グリット降格で20番グリッドからのスタートとなる。
日本勢では、午前中のフリー走行3回目では2番手につけ、予選でも開始16分すぎにリーダーボードのトップに立った鈴木は、最後のアタックで自己ベストとなる2分10秒737を記録して15番手。ただし、ミルの降格により14番グリッドからのスタートとなる。ルーキーの佐々木 歩夢(ホンダ)は2分11秒298で24番手、鳥羽 海渡(ホンダ)は2分11秒999で28番手から初のホームレースをスタートする。
なお、予選10番手のアレナスだが、予選セッション中盤に最終コーナーで転倒し、右手を骨折。決勝を欠場する模様。これにより10番手以下のグリッドが変更となる見込み。
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