MotoGP第15戦日本GP、MotoGPクラスは、栃木県のツインリンクもてぎで1日目の2回のフリー走行を行ない、アンドレア・ドビジオーゾ（ドゥカティ）が1分54秒877で初日総合トップに立った。

MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にウエットコンディションで行なわれた。1回目を5番手で終えていたドビジオーゾは、2回目のセッションでは開始7分すぎにトップに浮上、15分すぎにファステストを更新すると、そのままリーダーボードのトップをキープしてセッションを終えた。

総合2番手に1分54秒920でマルク・マルケス（ホンダ）。マルケスは1回目をトップで終え、2回目も上位につけていたが、セッション終盤の残り5分を切ったところで4コーナーで転倒、マルケス自身にダメージはなかったが、2番手でセッションを終えた。

総合3番手に1分55秒061でアレイシ・エスパルガロ（アプリリア）。アレイシ・エスパルガロは1回目2番手、2回目3番手と好調なスタートを切った。

ホルヘ・ロレンソ（ドゥカティ）が1分55秒234で総合4番手。ロレンソはフリー走行1回目で4番手につけたが、セッション終盤、9コーナー（V字コーナー）の進入で、背後で転倒したカル・クロッチロウ（ホンダ）に巻き込まれて転倒を喫してしまった。2回目のセッションでは4番手につけ、2回目に記録したタイムで初日総合4番手となった。

総合5番手に1分55秒468でヨハン・ザルコ（ヤマハ）、総合6番手に1分55秒541でダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ）、総合7番手に1分55秒614でアンドレア・イアンノーネ（スズキ）、総合8番手に1分55秒773でダニ・ペドロサ（ホンダ）、総合9番手に1分56秒149でカル・クロッチロウ（ホンダ）、総合10番手に1分56秒229でアレックス・リンス（スズキ）の順で続いた。

マーベリック・ビニャーレス（ヤマハ）が1分56秒376で総合11番手、バレンティーノ・ロッシ（ヤマハ）は1分56秒435で総合12番手、体調不良のため緊急帰国したジョナス・フォルガー（ヤマハ）の代役として急きょ参戦することになった野左根 航汰（ヤマハ）は1回目15番手、2回目13番手、2回目に記録した1分56秒453で総合13番手。スコット・レディング（ドゥカティ）は1回目3番手につけたが、2回目は自己ベストを更新できず14番手に終わり、1回目に記録した1分56秒517で総合14番手。カレル・アブラハム（ドゥカティ）が1分56秒776で総合15番手に続いた。

総合16番手に1分56秒827でアルバロ・バウティスタ（ドゥカティ）、総合17番手に1分56秒853でブラドリー・スミス（KTM）、スミスは2回目のセッション序盤11コーナー（90度コーナー）で転倒を喫した。総合18番手に1分56秒872でポル・エスパルガロ（KTM）、総合19番手に1分57秒250でサム・ロウズ（アプリリア）、総合20番手に1分57秒259でロリス・バズ（ドゥカティ）、総合21番手に1分57秒540でエクトル・バルベラ（ドゥカティ）の順で続き、ジャック・ミラー（ホンダ）の代役として参戦する青山 博一（ホンダ）は1回目24番手、2回目22番手、2回目に記録した1分57秒548で総合22番手。総合23番手に1分57秒645でティト・ラバット（ホンダ）が続き、中須賀 克行（ヤマハ）は1回目23番手、2回目24番手、2回目に記録した1分58秒341で総合24番手で初日を終えた。