MotoGP第15戦日本GP、Moto3クラスは、栃木県のツインリンクもてぎで1日目の2回のフリー走行を行ない、ニッコロ・ブレーガ（KTM）が2分09秒577で初日総合トップに立った。

Moto3クラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にウエットコンディションで行なわれ、気温、路面温度共に低いコンディション下での走行となった。ブレーガは1回目に2分09秒577を記録。2回目は2分10秒806でセッション3番手とと1回目の自己ベストを上回ることができなかったが、1回目に記録したタイムで、初日を総合トップで終えた。

総合2番手に2分09秒705でアンドレア・ミーニョ（KTM）、総合3番手に2分09秒896でロマーノ・フェナティ（ホンダ）、総合4番手に2分10秒068でアロン・カネト（ホンダ）が続き、総合上位4名は1回目に記録したタイム順となった。なお、フリー走行2回目のセッショントップをフェナティが獲得している。

総合5番手に2回目に記録した2分10秒634でニッコロ・アントネッリ（KTM）、アントネッリは2回目はセッション2番手につけた。以下、総合6番手に2分10秒759でマニュエル・パグリアーニ（マヒンドラ）、総合7番手に2分11秒055でファビオ・ディ・ジャンアントニオ（ホンダ）、総合8番手に2分11秒105でアダム・ノロディン（ホンダ）、総合9番手に2分11秒354でナカリン・アティラプバパト（ホンダ）の順。

鈴木 竜生（ホンダ）は1回目9番手、2回目8番手、1回目に記録した2分11秒429で総合10番手。鈴木は2回目のセッション終了間際に3コーナーで転倒を喫した。佐々木 歩夢（ホンダ）は1回目11番手、2回目20番手、1回目に記録した2分11秒526で総合12番手。佐々木も2回目のセッション終盤に最終コーナーでスリップダウンを喫した。

ポイントリーダーのホアン・ミル（ホンダ）は1回目に記録した2分12秒152で総合17番手、ミルは2回目のセッションの残り10分を切ったところで3コーナーで転倒を喫した。鳥羽 海渡（ホンダ）は1回目はセッション序盤に転倒を喫したこともあり、トップの107％をクリアできなかった。2回目は2分16秒923で30番手、総合30番手で初日を終えた。