SBK第4戦オランダの予選はジョナサン・レイ(カワサキ)がトップタイムをマークしたが、ポールポジションからスタートするのはトム・サイクス(カワサキ)になった。
気温9度、路面温度16度と肌寒いものの雲の合間から青空が覗く中で開始したスーパーポール。スーパーポール1ではチャビ・フォレズ(ドゥカティ)とニッキー・ヘイデン(ホンダ)がスーパーポール2への進出を果たす。
スーパーポール2の1回目のアタックではトム・サイクス(カワサキ)が1分34秒565、レイが1分34秒596と接戦を展開。マルコ・メランドリ(ドゥカティ)が1分34秒782で続き、この3人だけが1分34秒台をマークする。
2回目のアタックではレイが1分33秒505とレコードを大幅に塗り替えてトップに浮上。サイクスも1分33秒715と自身のタイムを大幅に更新したものの、レイにポールポジションの座を譲った。3番手はチャズ・デイビス(ドゥカティ)。タイムは1分34秒491だった。デイビスはフロントロウを獲得したものの、タイムアタックをレイに邪魔されたとパルクフェルメでレイと口論する場面もあり、複雑な表情を浮かべた。
その後、レイはデイビスの走行ラインをふさいだことでペナルティを受けてグリッド降格。4番手グリッドからのスタートとなったため、サイクスがポールポジションからスタートすることになった。