MotoGP第4戦スペインGP、Moto3クラスは、スペインのへレスサーキットで初日のフリー走行を行ない、ホアン・ミル(ホンダ)が1分49秒564で初日総合トップに立った。
初日のフリー走行は午前中の1回目がウエット、午後の2回目は天候が回復し、セッション序盤こそウエットパッチが路面に残ったものの、ドライコンディションで行われた。
1回目の走行をキャンセルしていたミルは、2回目の走行も中盤の残り22分を切ったあたりでコースイン。順調にファステストを記録。終盤に他のライダーに交わされたものの、最後のアタックで1分49秒564を記録し、総合トップで初日を終えた。
2番手に1分49秒785でロマーノ・フェナティ(ホンダ)。前戦のウイナー、フェナティも1回目の走行をキャンセル。2回目も路面の状態がよくなるまで待機し、残り11分でコースイン。リーダーボードのトップに立ったが、最後にミルに逆転され2番手となった。
ジョン・マクフィー(ホンダ)が1分50秒398で3番手につけたが、マクフィーは終盤のアタック中に最終コーナーで転倒を喫した。
ダリン・ビンダー(KTM)が1分50秒566で4番手に、リビオ・ロイ(ホンダ)が1分50秒574で5番手に続き、ウエットの1回目で2番手につけていたトニー・アルボリーノ(ホンダ)は、ドライの2回目でも1分50秒692で6番手につけたが、セッション終盤に5コーナーで転倒を喫した。
7番手に1分50秒964でニッコロ・アントネッリ(KTM)、8番手に1分51秒033でヤコブ・コンフェイル(プジョー)。コンフェイルはウエットの1回目でトップタイムを記録。9番手に1分51秒280でマルコス・ラミレス(KTM)、10番手に1分51秒490でロレンツォ・ダラ・ポルタ(マヒンドラ)の順で続いた。
鈴木 竜生(ホンダ)は1回目7番手、2回目14番手、2回目に記録した1分51秒846で総合14番手。佐々木 歩夢(ホンダ)は1回目17番手、2回目25番手、2回目に記録した1分52秒560で総合25番手。鳥羽 海渡(ホンダ)は1回目22番手、2回目30番手、2回目に記録した1分53秒398で総合30番手。