MotoGP第4戦スペインGP、MotoGPクラスは、スペインのへレスサーキットで初日のフリー走行を行ない、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分39秒420で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスの初日のフリー走行も午前中の1回目はウエット、午後の2回目はドライで行われた。ウエットの1回目でトップタイムを記録していたペドロサは、ドライの2回目でもセッション序盤からリーダーボードのトップを争い、中盤すぎには4周連続でファステストを更新。終盤にリーダーボードのトップの座を奪われたものの残り4分で逆転。総合トップで初日を終えた。
総合2番手に1分39秒964でジャック・ミラー(ホンダ)、総合3番手に1分40秒045でカル・クロッチロウ(ホンダ)が続き、ホンダ勢が初日のトップ3を独占。1回目のウエットでもクロッチロウが2番手、ミラーが3番手につけていた。
総合4番手に1分40秒291でホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)。ロレンソは2回目のセッションの残り5分でリーダーボードのトップに浮上。その後、ペドロサ、ミラー、クロッチロウに逆転されたものの、得意のへレスで初日4番手と好スタートを切った。
総合5番手に1分40秒378でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が続き、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)はセッション序盤に9コーナーで転倒。再始動を試みたものの、エンジンがかからず、ピットに戻って2号車で走行を継続。1分40秒379で総合6番手となった。
総合7番手に1分40秒392でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、総合8番手に1分40秒428でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、総合9番手に1分40秒479でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)の順で続き、ポル・エスパルガロ(KTM)が1分40秒573で総合10番手とKTMで初めてセッショントップ10を記録した。
スコット・レディング(ドゥカティ)が1分40秒639で総合11番手、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分40秒698で総合12番手で初日を終えた。ジョナス・フォルガー(ヤマハ)は1分40秒773でルーキー勢トップの総合13番手に。マルク・マルケス(ホンダ)は1分40秒915で総合14番手と、他のホンダ勢が好調の中、初日は後方に沈んだ。
ヨハン・ザルコ(ヤマハ)が1分41秒019で総合15番手、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)が1分41秒165で総合16番手、ティト・ラバット(ホンダ)が1分41秒165で総合17番手、ブラドリー・スミス(KTM)が1分41秒432で総合18番手に続き、負傷欠場のアレックス・リンス(スズキ)の代役として初のMotoGPクラス参戦となる津田 拓也(スズキ)は1分41秒887で総合19番手で初日を終えた。
以下、サム・ロウズ(アプリリア)が1分41秒905で総合20番手、カレル・アブラハム(ドゥカティ)が1分41秒909で総合21番手に、ロリス・バズ(ドゥカティ)は1分42秒515で総合22番手に、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が1分42秒630で総合23番手の順で続いた。