ST600予選がスタートするころには、朝から降り続けていた小雨が上がった。路面は相変わらずウエットコンディション。しかし跳ね上がる水しぶきは確実に少なくなっている。
まずは和田留佳(RS-ITOH&サンタバイク)がリーダーボードのトップに浮上。全日本ルーキーの奥田教介(teamMF& KAWASAKI)が2番手につける。
残り10分を切ったところでドライタイヤを投入するライダーが続出。残り5分を切ってアタック合戦が熾烈に。前田恵助(伊藤RACING・GMDスズカ)、奥田が交互にトップ浮上。これを奥田が制し、全日本デビュー戦でポールポジション獲得。前田は2番手。3番手に星野知也(TEAM PLUSONE)がつけた。セカンドロウには長尾健吾(TEAM けんけん with BEE)、新垣敏之(大道建設 モトアルファ OW 横浜南YSP)とスポット参戦ライダーが入り、セッション前半はトップに立っていた和田は6番手だった。