MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto2 1日目フリー走行
2017/04/08
MotoGP第2戦アルゼンチンGP、Moto2クラスは、アルゼンチンのアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで1日目の2回のフリー走行を行ない、フランコ・モルビデリ(カレックス)が1分44秒188で初日総合トップに立った。
Moto2クラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれた。1回目を2番手で終えていたモルビデリは、2回目のセッション序盤からリーダーボードのトップに立つ。開始23分すぎにドミニク・エガター(スーター)、26分すぎにマッティア・パシーニ(カレックス)がトップに浮上するが、33分すぎにモルビデリがトップを奪還する。セッション終盤、残り5分となったところでチームメイトのアレックス・マルケス(カレックス)がトップに立つが、残り2分を切ったところでマーセル・シュローター(スーター)がトップを奪取。シュローターがトップで逃げ切るかと思われたが、最後のアタックでモルビデリが1分44秒188を記録し、セッショントップ、初日総合でもトップとなった。
シュローターが1分44秒337で総合2番手。中上 貴晶(カレックス)が1分44秒414で総合3番手に続いた。中上は1回目13番手に終わり、2回目のセッションでも終盤まで10番手前後に止まっていたが、最後のアタックで2番手に浮上。最後の最後にモルビデリがトップに立ったことから3番手に終わったものの、総合3番手で初日を終えた。
1回目トップのロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)は、2回目は自己ベストを更新する1分44秒447を記録したもののセッション4番手、初日総合でも4番手となった。総合5番手に1分44秒498でミゲール・オリベイラ(KTM)が続き、マルケスは2回目のセッションでは1分44秒557で一時はトップに立ったが、最終的に総合6番手に終わった。マルケスは1回目のセッション終盤に3コーナーで転倒を喫している。
総合7番手に1分44秒633でパシーニ、総合8番手に1分44秒651でシモーネ・コルシ(スピードアップ)、総合9番手に1分44秒665でチャビ・ビエルヘ(テック3)に続き、セッション中盤に1分44秒691を記録して一時トップに立ったエガターは、最終的に総合10番手となった。なお、フリー走行2回目はトップから24番手のライダーまでの差が約1秒という接戦。長島 哲太(カレックス)は1回目、2回目共に29番手、2回目に記録した1分45秒780で総合29番手で初日を終えた。
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