徳留真紀(CLUB PLUSONE)がランキングリーダーとして迎えた最終戦。ランキング2位の栗原佳 祐(MuSASHi RT ハルク・プロ)が4点差で逆転をねらう。タイトル争いはこの二人の一騎打ち。
木曜日の特別スポーツ走行は徳留が制し、金曜日の合同走行も徳留に軍配。そのままの勢いで土 曜日の予選も徳留が制してポールポジションを獲得する。唯一の2分18秒台をマークした徳留に対 し、2番手グリッドを獲得した栗原のタイムは2分19秒067。3番手には中村大輝(Honda Team Asia )が入り、全日本初フロントロウを獲得。セッション序盤にリーダーボードのトップに立っていた 伊達悠太(BATTLE FACTORY)は4番手。栗原、中村、伊達の3台が2分19秒台だった。
●徳留 真紀「鈴鹿は得意ということもあり、単独で走っていてもいいペースを刻めています。バ イクもメカニックのおかげで安定して走っています。木曜日は岡山で使った中古タイヤで走り、中 古でもいいタイムを出せましたし、金曜日に新品タイヤにすると、さらに1秒詰めることができま した。明日は勝ちます。ライバルのバイクが速いなどは実際にレースで走らないと分かりません。 決勝ではバトルになるかもしれませんが、最終戦だし、クリーンなバトルをしたいと思っています 」