ラバットが今季3度目のポール奪取 (MotoGP第戦GP Moto2 予選)
2015/11/08
MotoGP第18戦バレンシアGP、Moto2クラスは、スペインのバレンシア(リカルド・トルモ)サーキットで2日目の予選を行ない、ティト・ラバット(カレックス)が1分35秒234でポールポジションを獲得した。
Moto2クラスの予選は気温27度、路面温度30度のドライコンディションで争われた。セッション序盤をリードしたのは初日総合トップのトーマス・ルティ(カレックス)。中盤の15分すぎにヨハン・ザルコ(カレックス)がファステストを更新してトップに立つが、その約5分後にラバットがトップを奪取。さらに終盤の残り7分でファステストを更新して、アラゴンGP以来となる今年3回目のポールポジションを獲得した。
2番手に1分35秒372でザルコが続いた。ザルコは3回のフリー走行では上位に進出できていなかったが、予選で一気にポール争いに加わり、コンマ1秒差で2番手に終わった。決勝は昨年のチャンピオンでこれがMoto2ラストレースとなるラバットと、今年のチャンピオンのザルコがどんなバトルを見せるかに注目が集まる。
3番手にはラバットとランキング2位の座を争うアレックス・リンス(カレックス)が1分35秒441で続き、トーマス・ルティ(カレックス)が1分35秒532で4番手に。
5番手に1分35秒694でロレンソ・バルダッサーリ(カレックス)、6番手に1分35秒728でフリアン・シモン(スピードアップ)、7番手に1分35秒752でアクセル・ポンス(カレックス)が続き、中上 貴晶(カレックス)は1分35秒786で8番手、3列目グリッドから上位をめざす。9番手に1分35秒896でシモーネ・コルシ(カレックス)が続き、サム・ロウズ(スピードアップ)はセッション序盤に転倒を喫したものの、1分35秒930で10番手となった。
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