ロレンソが新レコードでポール獲得 (MotoGP第戦GP MotoGP 予選)
2015/11/08
MotoGP第18戦バレンシアGP、MotoGPクラスは、スペインのバレンシア(リカルド・トルモ)サーキットで2日目の予選を行ない、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)がポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)。イアンノーネは午前中に行なわれたフリー走行3回目で1分30秒925を記録。セッショントップ、フリー走行総合でもトップでQ2に進出した。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたアレックス・エスパロガロ(スズキ)とマーベリック・ビニャーレス(スズキ)の二人を加えた12名のライダーによって、気温26度、路面温度31度のドライコンディションで、ブリヂストンタイヤでの最後の予選となるQ2は争われた。
Q2開始3分すぎに、1分30秒499を記録したのはマルク・マルケス(ホンダ)。マルケスはすぐに2回目のアタックに出るが、第2セクターでミスをしアタックをやめてしまう。ロレンソは1回目のアタックで1分30秒996を記録、2回目のアタックに出た開始9分すぎに1分30秒011と、マルケスが2013年に記録したポールレコードを更新。これを見てマルケスも3回目のアタックに出たものの、自己ベスト更新もならず、ロレンソがポールポジションを獲得した。2番手に1分30秒499でマルケス、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分30秒516で3番手に続いた。
Q1トップからQ2に進出したアレックス・エスパロガロが1分30秒917で4番手にジャンプアップ。サテライト勢トップとなる5番手に1分30秒948でカル・クロッチロウ(ホンダ)が続き、ブラドリー・スミス(ヤマハ)が1分31秒012で6番手に。フリー走行総合トップのイアンノーネは1分31秒056で7番手となった。
8番手に1分31秒080でポル・エスパロガロ(ヤマハ)、9番手に1分31秒245でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、10番手に1分31秒292でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)の順で続きビニャーレスは1分31秒340で11番手。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はセッション終盤の8コーナーで転倒を喫し、1分31秒471で12番手となったが、決勝レースは前戦のペナルティにより、最後尾グリッドからのスタートが決まっている。
以下、Q1の結果順にワイルドカード参戦のドゥカティのテストライダー、ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が1分31秒780で13番手、ステファン・ブラドル(アプリリア)が1分31秒824で14番手。エクトル・バルベラ(ドゥカティ)はQ1のセッション終盤に転倒を喫したものの、1分31秒851でオープン勢トップの15番手。バルベラとオープンラインキングトップを争うロリス・バズ(フォワード-ヤマハ)が1分31秒856で16番手に続いた。
MotoGPラストレースとなるニッキー・ヘイデン(ホンダ)は1分32秒083で17番手。以下、18番手に1分32秒142でヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)、19番手に1分32秒282でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、20番手に1分32秒448でスコット・レディング(ホンダ)、21番手に1分32秒564でジャック・ミラー(ホンダ)、22番手に1分32秒716でマイク・デ・ミオ(ドゥカティ)、23番手に1分33秒049でアンソニー・ウエスト(ホンダ)、24番手に1分33秒066でユージン・ラバティ(ホンダ)、25番手に1分33秒092でトニ・エリアス(フォワード-ヤマハ)、26番手に1分33秒577でブロック・パークス(ART)の順で続いた。
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