マクフィーがポール獲得 (MotoGP第戦GP Moto3 予選)
2015/11/08
MotoGP第18戦バレンシアGP、Moto3クラスは、スペインのバレンシア(リカルド・トルモ)サーキットで2日目の予選を行ない、ジョン・マクフィー(ホンダ)が1分39秒364でポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの予選は気温22度、路面温度28度のドライコンディションで争われた。マクフィーは開始8分すぎに1分39秒364を記録してリーダーボードのトップに浮上。その後、20分すぎに2回目のアタックに出たホルヘ・ナバーロ(ホンダ)がこのタイムを更新するが、コース外走行があったためタイム抹消となり、マクフィーがリーダーボードのトップに返り咲く。終盤のアタックは毎回のようにコース上の混雑がひどく、各ライダー、クリアラップで走りにくい状態となり、マクフィーのタイムを更新するものは現れず、マクフィーはセッション終盤のアタックで転倒を喫してしまったものの、オーストラリアGPに続く2回目(オーストラリアGPはポール獲得ライダーのケントのペナルティにより繰り上がり)のポールポジションを獲得した。
2番手に1分39秒450でロマーノ・フェナティ(KTM)が続いたが、フェナティも終盤のアタック中にマシンがストップしてしまった。3番手に1分39秒463でエフレン・バスケス(ホンダ)が続き、逆転タイトルをねらうミゲール・オリベイラ(KTM)は午前中のフリー走行3回目でトップタイムを記録していたが、予選は自己ベストを更新することができず、1分39秒503で4番手となった。
ナバーロは1分39秒525で5番手に。6番手に1分39秒581でエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、7番手に1分39秒591でニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、8番手に1分39秒617でカレル・ハニカ(KTM)、9番手に1分39秒666でブラッド・ビンダー(KTM)が続き、尾野 弘樹(ホンダ)は1分39秒668で10番手に。ポイントリーダーのダニー・ケント(ホンダ)はアタックのタイミングを逃し、1分40秒013で18番手に終わり、鈴木 竜生(マヒンドラ)はセッション開始早々に6コーナーで転倒、ピットに戻ってマシンを修復後、アタックを続けたが、1分41秒162で34番手となった。
ケントは決勝で14位以内に入賞すればタイトルを決定。ランキング2位のオリベイラはケントの結果次第となるが、優勝がタイトル逆転の条件となる。
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