MotoGP第3戦アメリカGP Moto2クラス1日目 プラクティス
2025/03/29
MotoGP第3戦アメリカGP Moto2クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、アメリカ、テキサス州にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(通称COTA)で開催された。日本時間午後11時50分(現地時間午前9時50分)から40分で行なわれたフリー走行1は、気温17度、路面温度19度、湿度94%、小雨の続くウェットコンディションで始まった。Moto3の時間に比べると、風が少し弱まった。
フリー走行1のトップ記録は2分19秒359でジェイク・ディクソン(ボスコスクロ)。2番手2分20秒530のジョー・ロバーツ(カレックス)と1秒以上の差があった。3番手は2分20秒566でデニス・オンジュ(カレックス)。12番手に國井勇輝(カレックス)が入り2分21秒830、1コーナーで転倒のあった佐々木歩夢(カレックス)は25番手で2分23秒796だった。
日本時間では土曜日早朝4時5分(現地時間、金曜日午後2時5分)から40分で行なわれたプラクティスは、気温21度、路面温度26度、湿度82%、軽い雨は残ったもののかなり止んできたウェットコンディション。この走行では、現在ポイントリーダーのマニュエル・ゴンザレス(カレックス)が12コーナーで転倒。
トップタイムを記録したのは、再びディクソンで16周目に2分18秒501を記録した。2番手のトニー・アルボリーノ(ボスコスクロ)とは0.601秒差があった。アルボリーノの記録は11周目の2分19秒102。3番手にアロンソ・ロペス(ボスコスクロ)が入り、記録は5周目の2分19秒415。4番手はルーキーのダニエル・オルガド(カレックス)で14周目の2分19秒929、カレックス勢トップ。5番手セレスティーノ・ビエッティ(ボスコスクロ)で9周目の2分20用030。トップ5台中4台がボスコスクロだった。
6番手アレックス・エスクリグ(フォワード)が10周目2分20秒211を記録し、フォワード勢トップ。7番手バリー・バルタス(カレックス)2分20秒236、8番手マルコス・ラミレス(カレックス)2分20秒403、9番手セルジオ・ガルシア(ボスコスクロ)の代役オスカー・グティエレス(ボスコスクロ)2分20秒610、10番手に國井が入った。記録は8周目の2分20秒652。上位14名は明日の予選Q2スタートが出来る。昨年のアジア選手権、全日本選手権の両チャンピオンである國井はMoto2の3戦目で初めてQ2スタートの権利を獲得した。佐々木は18番手で記録は11周目の2分21秒611。明日はQ1から出場する。
Moto2クラスは明日、日本時間午後11時25分(現地時間午前9時25分)から30分間フリー走行2が行なわれる。その後は、日本時間深夜3時45分(現地時間午後1時45分)から予選Q1、引き続きQ2も15分間で争われる。
MotoGP 第3戦アメリカGP Moto2クラス1日目 プラクティス
1 ジェイク・ディクソン(ボスコスクロ) 2分18秒501 (P)
2 トニー・アルボリーノ(ボスコスクロ) 2分19秒102 (P)
3 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ) 2分19秒415 (P)
4 ダニエル・オルガド(カレックス) 2分19秒929 (P)
5 セレスティーノ・ビエッティ(ボスコスクロ) 2分20秒030 (P)
6 アレックス・エスクリグ(フォワード) 2分20秒211 (P)
7 バリー・バルタス(カレックス) 2分20秒236 (P)
8 マルコス・ラミレス(カレックス) 2分20秒403 (P)
9 オスカー・グティエレス(ボスコスクロ) 2分20秒610 (P)
10 國井勇輝(カレックス) 2分20秒612 (P)
18 佐々木歩夢(カレックス) 2分21秒611 (P)
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