MotoGP第3戦アメリカGP Moto3クラス1日目 プラクティス
2025/03/29
MotoGP第3戦アメリカGP Moto3クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、アメリカ、テキサス州にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(通称COTA)で開催された。日本時間午後11時(現地時間午前9時)から35分間で行なわれたフリー走行1は、気温17度、路面温度19度、湿度93%のウェットコンディション。木曜日にも降っていた雨が、小雨になってはいたものの、降ったり止んだりという難しいコンディションだった。更に強い時は風速10km/hを超える風が吹いていた。
この走行では、アンヘル・ピケラス(KTM)が2分23秒298を記録し、トップタイムだった。2番手は2分24秒107でホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)、3番手2分24秒169のマッテオ・ベルテッレ(ホンダ)。15番手が山中琉聖(KTM)で記録は2分26秒278、18番手が古里太陽(ホンダ)で2分26秒688だった。
日本時間深夜3時15分(現地時間午後1時15分)から35分間で開催されたプラクティスは、気温19度、路面温度24度、湿度90%、引き続きウェットコンディション。昼休みに止んでいた雨だが、再び小雨が降ったり止んだりで強い風にも見舞われた。
この走行上位14名までが明日の予選Q2からスタート出来る。レインタイヤでの走行で、コーマック・ブキャナン(KTM)、グイド・ピニ(KTM)、ルエダ、ジェイコブ・ローゼンタイラー(ホンダ)、タットチャコーン・ブーシュリ(ホンダ)、ピケラスら多くのライダーが11、12、20コーナー付近で転倒した。ピケラスは終了間際も、20コーナーでハイサイドを起こしそうだったが、スーパーセーブを見せた。12コーナーでは、アルマンサも転倒したもののすぐに持ち直して走行へ戻った。
結果は、終盤10周目に2分23秒704を記録したベルテッレが1番手。2番手に0.477の差を付け、ただ一人2分23秒台を記録した。2番手はルーキーのマキシモ・キレス(KTM)で13周目の記録2分24秒181。3番手にスコット・オグデン(KTM)が入り、記録は13周目の2分24秒369だった。
4番手にダビド・アルマンサ(ホンダ)が入り、記録は11周目の2分24秒442。アルマンサ、アドリアン・フェルナンデス(ホンダ)、リカルド・ロッシ(ホンダ)、ルカ・ルネッタ(ホンダ)、古里の5名のホンダ勢が14番手までに入り、Q2スタートの権利を獲得した。古里は14番手、13周目の記録で2分25秒506。古里に続き15番手に山中が入り、13周目の記録2分25秒576だった。山中は0.07秒差でQ1スタートとなった。
明日は日本時間午後10時40分(現地時間午前8時40分)から30分間のフリー走行2が行なわれ、日本時間深夜2時50分(現地時間午後12時50分)から予選Q1、Q2がそれぞれ15分間で争われる。
MotoGP 第3戦アメリカGP Moto3クラス1日目 プラクティス
1 マッテオ・ベルテッレ (KTM) 2分23秒704 (P)
2 マキシモ・キレス (KTM) 2分24秒181 (P)
3 スコット・オグデン (KTM) 2分24秒369 (P)
4 ダビド・アルマンサ (ホンダ) 2分24秒442 (P)
5 ダビド・ムニョス (KTM) 2分24秒532 (P)
6 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 2分24秒689 (P)
7 アドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 2分24秒745 (P)
8 アルバロ・カルペ (KYM) 2分24秒806 (P)
9 リカルド・ロッシ (ホンダ) 2分24秒826 (P)
10 アンヘル・ピケラス (KTM) 2分24秒936 (P)
14 古里太陽 (ホンダ) 2分25秒506 (P)
15 山中琉聖 (KTM) 2分25秒576 (P)
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