MotoGP第20戦バルセロナGP Moto2クラス3日目 決勝結果
2024/11/17
MotoGP第20戦バルセロナGP Moto2クラス3日目、決勝が日曜日、スペイン、バルセロナ-カタルニア・サーキットで開催された。日本時間午後8時15分(現地時間午後12時15分)から21周で開催された決勝は、気温16度、路面温度12度、湿度69%、晴れ渡ったドライコンディション。アルベルト・アレナス(カレックス)はレギュレーション違反で予選通過とならず、不参加だった。
スタートはマニュエル・ゴンザレス(カレックス)が好スタートでトップ、MTヘルメットMSIの今大会決勝用ゴールドのカラーリングマシンに乗った小椋藍(ボスコスクーロ)は2番手、3番手フィリップ・サラッチ(カレックス)、ディオゴ・モレイラ(カレックス)、ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)と続いた。1-2コーナーで、ホルヘ・ナバロ(カレックス)、ロベルト・ガルシア(カレックス)、ジェイク・ディクソン(カレックス)3台が絡む事故で転倒、3人はリタイア。
2周目には、グールベルクとセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)が1コーナーで接触、転倒、リタイア。3周目に4番手まで順位を上げていたフェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)は、タイGPでの接触事故の責任で科されたロングラップペナルティーに入り順位を落とした。
ポールポジションスタートのアロン・カネト(カレックス)はスタートで前輪が浮き遅れ、一時10番手まで順位を落としたが、2周目には4番手、3周目には2番手、4周目でトップのゴンザレスも捉え1番手に上がる。カネトは7周目までほぼ1分43秒前半のタイムでゴンザレスと0.5秒近く差を広げた。2番手ゴンザレスから0.5秒程度後ろでは、小椋が3番手。そのすぐ後ろには、モレイラが迫っていた。
更に後ろにモレイラとルーキー・オブ・ザ・イヤーを争うセナ・エイジアス(カレックス)、サラッチ、セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)、アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)、イザン・グエバラ(カレックス)、マルコス・ラミレス(カレックス)と続いた。
中盤、1秒以上の差が開いたカネトとゴンザレスだったが、後半、タイヤ消耗に苦しむカネトをゴンザレスが徐々に追い上げ、最終ラップでは0.256秒差まで差が縮まっていた。それでもカネトは逃げ切ってトップでチェッカー。2位ゴンザレスとの差は0.091だった。終始続けられた3位争いは、最終ラップ、1コーナーでモレイラが小椋の前に出るが、小椋も再び抜き返す、しかし最終コーナーでモレイラが小椋をかわし3位でチェッカー。小椋は4位、5位サラッチ、6位ガルシア、7位グエバラ、8位ロペス、9位アルデゲール、10位にソムキャット・チャントラ(カレックス)が入った。
年間ポイントは、チャンピオンの小椋が274ポイント、2位カネトが234。接戦の3位は今日の決勝で2位に入ったゴンザレスで195ポイント。4位ガルシア191、5位が昨年チャンピオン、来期はMotoGP昇格のアルデゲール182、6位ロペス179、7位ビエッティ165、8位ディクソン155、9位ジョー・ロバーツ(カレックス)153、10位トニー・アルボリーノ(カレックス)149、11位マルコス・ラミレス(カレックス)116、12位チャントラ104、13位モレイラ80。Moto2クラス、自身初、ブラジル人中量級としては1973年スウェーデンGP以来の表彰台を今日、獲得したモレイラが、ルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得した。
MotoGP 第20戦バルセロナGP Moto2クラス3日目 決勝結果
1 アロン・カネト(カレックス)
2 マニュエル・ゴンザレス(カレックス)
3 ディオゴ・モレイラ(カレックス)
4 小椋藍(ボスコスクーロ)
5 フィリップ・サラッチ(カレックス)
6 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)
7 イザン・グエバラ(カレックス)
8 アルベルト・アレナス(カレックス)
9 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)
10 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)
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