全日本ロードレース選手権に参戦するTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは、本日、東京オートサロン会場内のTONE ALPHA(TONE)ブースで2025年のチーム体制を発表した。

　2025年は全日本最高峰クラスのJSB1000クラスに星野知也が継続参戦、昨年はST1000クラスで戦った吉田愛乃助がステップアップし、ライダー2名体制でJSB1000クラスに参戦。ST1000クラスには昨年に引き続いて、ジェゲデ・ゼカライヤ・クワミが参戦する。

　チーフメカニックを高村嘉寿、チーム監督を山下祐が務めるチーム体制に変更はない。マシンはBMW M1000RRを使用。昨年のEWC鈴鹿8耐スーパーストッククラスではクラス優勝を達成しており、今シーズンのEWCに関しては体制が決定次第、発表となる予定。

「今シーズンもチームからJSB1000クラスに参戦できることを嬉しく思います。吉田 愛乃助選手も同じJSB1000クラスで一緒に走る機会が増えるので、彼が成長できるようにサポートして行きたいと思っています。また、自分自身も昨年以上の結果を求めて努力して参りますのでよろしくお願い致します」と星野。

「いつも応援していただきありがとうございます。この度はJSBにフル参戦することができて大変嬉しく思っております。JSB1000クラスに参加したいと強く願っていたため、チームに嘆願して参戦が叶いました。昨年は、ST1000クラスでポイントを獲得することができましたが、まだまだトップとの差があり、マイレージの少なさを実感しました。やはり周りのライダーのレベルが大変高く、中々うまくいかないと感じることが多かったです。自分が未熟であることを痛感いたしました。今年はJSB1000クラスで星野さんの走りを近くで見ることができるので、色々なことを学ばせていただき、一生懸命頑張りたいです」と吉田。

　「2024年は、沢山の方々に応援とご支援いただき、ありがとうございました。2025年もTONE RT SYNCEDGE4413 BMWで全日本選手権ST1000に参戦することとなりました。 今シーズンは、引き続きライディングとレース技術を大きく前進させ、EWC Championshipでレースをするという目標に向かって、チームからできる限り多くのことを学びたいと思っています。今年もご支援を賜りますようお願い申し上げます」とゼカライヤ・クワミ。

　「2025年も、ここ東京オートサロンTONE ALPHAブースにて体制発表できることをうれしく思います。私たちチームの目指しているEWCフル参戦に向けてしっかりと準備をして、整ったら参戦することが目標です。全日本選手権という場所でライダーやチーム力の向上をさせ、世界で通用するように頑張りたいです。皆さん応援よろしくお願いいたします」と高村チーフメカニック。

「2025年も、ここ東京オートサロンTONE ALPHA様ブースにて体制発表できることをうれしく思います。今年は昨年同様の体制で全体の底上げを図りたいと考えています。体制を維持しレースへの取り組みを改善することで、結果としてレースの成績を向上させるねらいです。チーム全員で力をあわせて挑戦を続けてまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いします！」と山下監督。