MotoGP第20戦バルセロナGP Moto3クラス3日目 決勝結果
2024/11/17
MotoGP第20戦バルセロナGP Moto3クラス3日目、決勝が日曜日、スペイン、バルセロナ-カタルニア・サーキットで開催された。日本時間午後7時(現地時間午前11時)から18周で開催された決勝は、気温13度、路面温度11度、湿度83%、晴れたドライコンディション。
スタートは、ポールポジションからダビド・アロンソ(CFMOTO)が好スタートでホールショット。イバン・オルトラ(KTM)、コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)、ダニエル・オルガド(ガスガス)、アンヘル・ピケラス(ホンダ)、古里太陽(ホンダ)、ルカ・ルネッタ(ホンダ)、ジェイコブ・ルールストン(ガスガス)、鈴木竜生(ハスクバーナ)のトップ10で続いた。
4コーナーでステファノ・ネパ(KTM)がルネッタと接触、転倒。再スタートを切るが、ピットイン、リタイア。ルネッタにはダブルロングラップペナルティーが科された。先頭はアロンソ、オルトラ、オルガドがトップ3、その後方も混戦で2周目を迎えた。3周目には、オルガドがトップを奪い、フェルナンデスが2番手、3番手にはダビド・ムニョス(KTM)が上がっていた。トップ集団は混戦が続き、5周目にはフェルナンデスがトップに立つ。先頭集団はテイルトゥーノウズで、トップから13番手の山中琉聖(KTM)まで1.4秒以下のセクターもあった。
トップ集団は順位を入れ替わりながら激しい戦いが続いたが、折り返した9周目以降、一時は8番手まで順位を下げていたアロンソが徐々にトップを上回るスピードで追い上げた。アロンソは14周目には再びトップに立ち、その後ろにはフェルナンデス、オルガド、オルトラ、ムニョス、ピケラス、古里、山中、ベイヤー、ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)が着けて激しいバトルは続いた。
16周目には再び混戦の中でフェルナンデスがトップに立ち、ムニョス、オルガド、アロンソ、オルトラ、ピケラス、山中、古里の順になるが、アロンソは再びトップを奪い返し、残り2周、トップで逃げ切り今季14勝目。75年間のMotoGPの歴史上、どのクラスでも誰も到達したことのない年間14勝という記録を達成した。
2位は最終ラップ、1分47秒315のレース最速ラップを記録してアロンソを追い上げたオルガド。3位でチェッカーを受けたのはフェルナンデスだったが、最終ラップの1コーナーのバトルでフェルナンデスは行き場をなくし、ショートカット。3秒プラスのペナルティーで11位となった。
繰り上がり3位に入ったのはピケラス。4位ルエダ、5位ムニョスでチェッカーを受けたが、ムニョスは最終ラップの山中との接触が1ポジションダウンのペナルティーとなり、山中が5位。6位ムニョス、7位に古里、8位ルールストン、9位オルトラ、10位ベイヤー。鈴木は13位だった。
年間ポイントは、チャンピオンのアロンソが421ポイント。2位オルガド256、3位ベイヤー242、4位オルトラ224、Moto2上位の4名は、来シーズン揃ってMoto2へステップアップする。5位ムニョス172、6位フェルナンデス158、7位ルエダ157、8位ピケラス153、9位ケルソ138。古里が10位に入って137ポイント、山中は131ポイントで11位、鈴木は91ポイントで14位。ルーキー・オブ・ザ・イヤーは、153ポイントのピケラス。
MotoGP 第20戦バルセロナGP Moto3クラス 3日目 決勝結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO)
2 ダニエル・オルガド (ガスガス)
3 アンヘル・ピケラス (ホンダ)
4 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM)
5 山中琉聖 (KTM)
6 ダビド・ムニョス (KTM)
7 古里太陽 (ホンダ)
8 ジェイコブ・ルールストン (ガスガス)
9 イバン・オルトラ (KTM)
10 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ)
13 鈴木竜生 (ハスクバーナ)
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