MotoGP第20戦バルセロナGP Moto3クラス2日目 予選結果
2024/11/16
MotoGP第20戦バルセロナGP Moto3クラス2日目、予選が土曜日、スペイン、バルセロナ-カタルニア・サーキットで開催された。日本時間午後4時40分(現地時間午前8時40分)から30分で始まったP2は、気温10度、路面温度10度、湿度95%、昨日よりもかなり晴れたドライコンディション。気温は昨日よりも低かったため、P1のタイムの方が速いライダーが多かった。
この走行トップはイバン・オルトラ(KTM)1分46秒364、2番手ダビド・アロンソ(CFMOTO)1分46秒439、3番手ジェイコブ・ルールストン(ガスガス)1分46秒751。鈴木竜生(ハスクバーナ)は11番手で1分47秒192、山中琉聖(KTM)は12番手1分47秒454。古里太陽(ホンダ)は18番手1分47秒825。
昨日のP1と合わせた結果、山中15番手、鈴木17番手、古里22番手となり、3人はQ1からスタート。日本時間午後8時50分(現地時間午後12時50分)から15分で争われた予選Q1は、気温18度、路面温度13度、湿度67%、晴れ渡ったドライコンディション。
中盤、3周目に1分47秒301のトップタイムを記録した鈴木は、そのまま1番手。2番手にはマッテオ・ベルテッレ(ホンダ)が入り、記録は1分47秒355。最終ラップの6周目、1分47秒627を出した古里は3番手。同じく最終ラップの6周目1分47秒719まで記録を縮めた山中は4番手、以上4名はQ2進出を果たした。
続いて、日本時間午後9時15分(現地時間午後1時15分)から15分間で開催されたQ2は、気温19度、路面温度14度、湿度63%、雲は増えたものの晴れたドライコンディション。開始5分を待たず、アロンソが2周目で1分46秒026を記録し、自身が5月に記録した1分46秒111の歴代コース記録を更新。アロンソは更に3周目1分45秒905まで記録を伸ばした。
Q2が始まる頃、強い時には風速7km/hの風が吹いていた。最終計測に向けて残り3分を切ってから、他のライダーのタイミングを見計らい、ゆっくりコースアウトし、スリップを狙うライダーが多かった。残り1分を切った5コーナーでは、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)が転倒、イエローフラッグ。
結果はアロンソが3周目の記録で1番手。今季7回目のポールポジションで、ポールポジション賞のティソの時計をチーム内でただ一人、贈れていなかったメカニックのパオロへプレゼントしていた。インタビューでは、マレーシアGP後にチャイナタウンでパオロの時計を買う寸前だったと語っていた。2番手は、ルールストンのスリップストリームを使えたお陰もあると語っていたコリン・ベイヤー(ハスクバーナ)。記録は1分46秒252。3番手は2周目に1分46秒276を記録していたイバン・オルトラ(KTM)。
古里は最終ラップ6周目の記録1分46秒780で8番手。鈴木は3周目の記録1分46秒853で10番手。山中は2周目1分47秒068で15番手。明日、日本時間午後7時(現地時間午前11時)から18周で争われる決勝は、古里3列目8番、鈴木4列目10番、山中5列目15番グリッドスタート。
MotoGP 第20戦バルセロナGP Moto3クラス2日目 予選結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分45秒905 (Q2)
2 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分46秒252 (Q2)
3 イバン・オルトラ (KTM) 1分46秒276 (Q2)
4 アンヘル・ピケラス (ホンダ) 1分46秒473 (Q2)
5 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分46秒550 (Q2)
6 ルカ・ルネッタ (ホンダ) 1分46秒575 (Q2)
7 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 1分46秒678 (Q2)
8 古里太陽 (ホンダ) 1分46秒780 (Q2)
9 ジェイコブ・ルールストン (ガスガス) 1分46秒814 (Q2)
10 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分46秒853 (Q2)
15 山中琉聖 (KTM) 1分47秒068 (Q2)
こんな記事も読まれています