Hondaの2025年モータースポーツ活動計画が1月10日に発表された。

　二輪ロードレース部門では、MotoGPクラスに4人のライダーが参戦。ジョアン・ミルとルカ・マリーニがワークスチームのHonda HRCから参戦。1995年からメインスポンサーとしてホンダのワークスチームをサポートしてきたレプソルが離れ、今シーズンからはHonda HRCとしての新たな参戦となる。サテライトチームでは、CASTROL Honda LCRからヨハン・ザルコが継続参戦、タイ人ライダー初のMotoGPライダーとしてルーキーのソムキアット・チャントラがIDEMITSU Honda LCRから参戦する。

　MotoGPクラスでは2024年までの厳しい状況を打破すべく、中上貴晶とアレイシ・エスパルガロの二人が開発チームに加わり、これまで以上にテストを含めた開発体制の強化を図る。

　Moto2クラスのイデミツ・ホンダ・チーム・アジアはマリオ・アジが継続参戦、2024年全日本ST1000とアジア選手権ASB1000でダブルタイトルを獲得した國井勇輝が参戦する。

　Moto3クラスのホンダ・チーム・アジアはタットチャコーン・ブーシュリ、古里太陽が継続参戦。

　SBK（スーパーバイク世界選手権）にはワークスチームのHonda HRCからイケル・レクオーナとチャビ・ビエルゲの二人がCBR1000RR FIREBLADE SPで継続参戦。PETRONAS MIE Racing Hondaからはモハメド・ザクワン・ザイディとタラン・マッケンジーが参戦する。
　SBK（スーパーバイク世界選手権）には。Honda RACING World Supersportからコロンタン・ペロラーリと、2024年WWCR（FIMウィメンズ・サーキットレーシング世界選手権）のアナ・カラスコがCBR600RRで参戦。PETRONAS MIE Racing Hondaからは鳥羽海渡とモハメド・シャリフディン・アズマンがCBR600RRで参戦する。

　EWC（FIM世界耐久選手権）では、F.C.C. TSR Honda Franceよりアラン・テシェ、コロンタン・ペロラーリ、羽田太河が参戦。そのほかTATI TEAM BERINGER RACING、MANA-AU COMPETITION、Wojcik Racing TeamがCBR1000RR-R FIREBLADEで参戦する。

　ARRC（アジアロードレース選手権）ASB1000クラスではBoon Siew Honda Racing Teamからアズロイ・ハキーム・アヌア と モハメド・ザクワン・ザイディが参戦。2024年チャンピオンチームのSDG HARC-PRO.Honda Philippinesは全日本ST600クラスで2年連続チャンピオンを獲得した阿部恵斗を起用し、アジア連覇をねらう。Honda Racing Thailandはナカリン・アティラットプワパットを起用、Astra Honda Racing Teamはライダー未定となっている。

　全日本ロードレース選手権JSB1000クラスにはAstemo Pro Honda SI Racingから野左根航汰SDG Team HARC-PRO. Hondaから名越哲平、Team ATJから岩田 悟と鈴木光来、Honda Dream RT 桜井ホンダから伊藤和輝DUNLOP Racing Team with YAHAGIから長島哲太が参戦。

　そのほか、全日本ST1000、ST600クラスのサポートチーム、ライダーは下記のとおりとなる。

＜ST1000＞
Astemo Pro Honda SI Racing
羽田 太河
荒川 晃大
未定

TOHO Racing
國峰 啄磨
作本 輝介

MOTO BUM HONDA
伊藤 元治

＜ST600＞
TN45 Racing Team
藤田 哲弥

MOTO BUM HONDA
青田 魁
徳田 翔
楠 留維

日本郵便 Honda TP
小山知良

Astemo Pro Honda SI Racing
鈴木大空翔

日本郵便 docomo business TP
大和 颯

SDG Team HARC-PRO.
濵田寛太
小田喜阿門