MotoGP第12戦イギリスGP、Moto2クラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで2日目の予選を行ない、サム・ロウズ（スピードアップ）が2分06秒345でポールポジションを獲得した。

Moto2クラスの予選は気温21度、路面温度31度のドライコンディションで争われた。セッション序盤をリードしたのはティト・ラバット（カレックス）。ラバットは開始8分すぎにリーダーボードのトップに立つと、10分すぎにファステストラップを更新し、セッション終盤までリーダーボードのトップをキープする。終盤の残り7分を切ったところでアレックス・リンス（カレックス）がラバットのタイムを更新してトップに浮上する。

ロウズは残り15分を切ったあたりでマシンにトラブルが発生し、コースサイドにマシンを止めてしまったが、ピットに戻って修復後、最後のアタックに出る。そして、セッション終了まで残り30秒を切ったところでサーキットベストとなる2分06秒345を記録、今シーズン3回目となるポールポジションをホームレースで獲得した。

リンスが2分06秒403で2番手、3番手に2分06秒419でポイントリーダーのヨハン・ザルコ（カレックス）が続き、ラバットは2分06秒588で4番手に続いたが、チェッカー後にハイサイド転倒を喫してしまい、直後につけていたドミニク・エガター（カレックス）もこれに巻き込まれ転倒してしまった。エガターはすぐにマシンを起こしてピットに戻ったものの、ラバットは担架に乗せられてメディカルセンターに運ばれた。

5番手に2分06秒801でトーマス・ルティ（カレックス）、6番手に2分06秒839で中上 貴晶（カレックス）が続き、中上はセカンドロウから決勝に臨む。以下、7番手に2分07秒010でジョナス・フォルガー（カレックス）、8番手に2分07秒059でロレンソ･バルダッサーリ（カレックス）が続き、アレックス・マルケス（カレックス）は2分07秒076で9番手を獲得したものの、残り10分を切ったところで転倒を喫してしまった。10番手に2分07秒258でサンドロ・コルテセ（カレックス）が続いた。