全日本ロードレース第4戦筑波は尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)が予選を制してポールポジションを獲得した。
筑波ラウンドはJ-GP3のみの開催。予選、決勝ともに日曜日に行なわれる1デイ開催。午前中の予選は30分間のタイムアタック。各車セッション開始と同時に積極的にアタックを開始する。
セッション開始5分ほどで59秒847と真っ先に1分の壁を破ったのは大和颯(BREASTO B-TRIBE RACING)。昨日の練習走行でトップタイムをマークした木内尚汰(Team Plusone)も周回ごとに自身のタイムを詰めてセッション開始10分ほどで59秒933を1分を切って2番手につける。
セッション中盤は膠着状態に突入。そして残りタイム10分を切ったところで再び動き出した。まずは高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)が59秒744でトップ浮上。さらに残り3分を切ったところで尾野が59秒688で高杉をかわしてリーダーボードのトップに浮上。そのまま尾野が今季2回目のポールポジション獲得となった。
尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)
「このタイムは想定外でした。昨日は1分を切れていませんでした。セッション中盤は59秒台に入れるのも厳しい感じでしたが、残り5分で出るときにチームから『今日のポールポジション賞は10万円だぞ』 と言われて、行くしかない! と頑張りました。午後の決勝はさらに気温が上がってみんな厳しくなると思います。筑波では優勝できていないので勝ちたい気持ちはあるのですが、チャンピオンシップを考えて無理せずにゴールできればいいと思います」
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