全日本RR第5戦筑波【J-GP3決勝】上原大輝が全日本初優勝
2022/06/26
左から、2位の尾野、優勝した上原、3位の木内
全日本ロードレース第5戦筑波はJ-GP3クラスのみの開催。日曜日に予選と決勝が行なわれるワンデー開催となり、上原大輝(Team Plusone)がうれしい全日本初優勝を飾った。
日曜日の午後に設定された決勝は25周。少し雲が厚くなり、暑さがほんの少し和らいだ。
好スタートを切ったのはポールシッターの尾野弘樹P.MU 7C GALESPEED)。上原大輝(Team Plusone)、木内尚汰(Team Plusone)、若松怜(BOWCS.SRK.Racing)、徳留真紀(MARUMAE MTR)と続く。
尾野、上原、木内がトップ争い、若松、徳留は4位争いを開始。
5周目。1コーナーで上原がトップ浮上。尾野は上原の背後につけ周回を開始。木内もぴたりと2台の背後につける。若松と徳留は4位争いを展開しながらトップ3台との差を詰める。
レース折り返しの13周目。上原が後続を引き離し始めた。尾野は木内と2位争い、若松と徳留は4位争いに三つに分かれた。
レース終盤。上原はほんの少しずつアドバンテージを広げる。尾野と木内の接近戦は継続。若松と徳留の4位争いには大和颯(team-Syuu)が加わり3台の戦いに。
トップが最終ラップに突入したところで、後方で多重クラッシュが発生。すぐに赤旗が出される。これでレース成立。上原はうれしい全日本初優勝。尾野が2位、木内が3位表彰台を獲得した。
こんな記事も読まれています