FIM エネル MotoEワールドカップ第4戦オランダは、オランダのアッセン（サーキット ファン・ドレンテ）で決勝レース2を行ない、エリック・グラナドが優勝した。

　MotoEクラスのレース2スタート直前、雨が落ち始め、スタートディレイとなる。その後、1周減算の7周で仕切り直しとなり、路面状況確認のために通常は行なわれない1周のウォームアップラップが行なわれたが、グリッド付近は雨が落ちていなかったものの、コース終盤ではホワイトフラッグが振られており、再びスタートディレイとなる。

　結局、各ライダー、スリックをチョイスして気温22度、路面温度28度のウェットコンディションの中、6周の予定でスタートが切られた。

　マッティア・カサデイのリードで始まり、ドミニク・エガータ、グラナドが続き、接戦を繰り広げるが、3周目の5コーナー立ち上がりでミケール・ポンスが転倒、マルク・アルコバが巻き込まれて転倒を喫する。

　トップ争いはグラナドが3周目の2コーナーでトップに立ち、カサディ、エガータ、マッテオ・フェラーリの4人がトップを争うが、トップ集団が4周目に入ったところで、5コーナーでの転倒の処理のために赤旗が出てレースは中断。

　結局、レースは3周目のコントロールライン通過順位で決着。チャンピオンシップポイントはハーフポイントとされた。

2位にエガータ、3位にカサデイが入賞。最後尾グリッドからスタートした大久保 光は11位に入賞した。

MotoE第4戦オランダ MotoEクラス決勝レース2結果
1 エリック・グラナド
2 ドミニク・エガータ
3 マッティア・カサデイ
4 マッテオ・フェラーリ
5 ニッコロ・カネパ
6 アレイシ・エスクリチ
7 ケビン・マンフレディ
8 マリア・エレーラ
9 ケビン・ザンノーニ
10 エクトル・ガルソ
11 大久保 光
12 アレッシオ・フィネッロ
13 マルク・アルコバ
14 ウナイ・オラドレ
15 ハビエル・フォーレス
16 ジョルディ・トーレス
17 ブラッドリー・スミス
R ミケール・ポンス