MotoGP第11戦オランダ、Moto2クラスは、オランダのアッセン（サーキット ファン・ドレンテ）で2日目の予選を行ない、ジェイク・ディクソン（カレックス）がポールポジションを獲得した。

　Moto2クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはアウグスト・フェルナンデス（カレックス）。フェルナンデスはFP3でトップタイムを記録した。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1でホルヘ・ナバーロ（カレックス）がトップタイムを記録、Q1上位の4名を加えた18名のライダーによって、Q2は気温21度、路面温度28度のドライコンディションで争われた。

　セッション序盤にトップに立ったのはナバーロだったが、サム・ロウズ（カレックス）が開始9分すぎに1分36秒767を記録してトップに立つ。さらに残り3分を切ったところで、アルベルト・アレナス（カレックス）が1分36秒747をマークして逆転、初ポール獲得の期待が高まったが、チームメイトのディクソンがラストアタックで1分36秒736を記録して、インドネシアGP以来、今シーズン2回目、グランプリ通算2回目となるポールポジションを獲得した。

　アレナスが1分36秒747で前戦に続いて2番手に続き、ガスガス・アスパーチームが予選ワンツーを占めた。ロウズは1分36秒767で3番手と前戦に続いてフロントロウを獲得した。

　4番手に1分36秒787で小椋 藍（カレックス）が続いた。小椋はフリー走行総合4番手でQ2に進み、Q2では1分36秒787を記録した。

　5番手に1分36秒842でアロンソ・ロペス（ボスコスクロ）、6番手に1分36秒860でナバーロ、7番手に1分36秒884でジョー・ロバーツ（カレックス）、8番手に1分36秒919でボ・ベンスナイダー（カレックス）の順で続き、フェルナンデスは1分36秒967で9番手に。10番手に1分37秒028でマーセル・シュロッター（カレックス）が続いた。

　ポイントリーダーのセレスティーノ・ビエッティ（カレックス）はQ2のセッション中盤に3コーナーで転倒を喫し、1分37秒085で11番手。アロン・カネト（カレックス）は2週間前の交通事故が原因による鼻血が止まらないため医師団と相談して今レースを欠場する。

MotoGP第11戦オランダGP Moto2クラス2日目予選総合結果
1 ジェイク・ディクソン（カレックス） 1分36秒736 （Q2）
2 アルベルト・アレナス（カレックス） 1分36秒747 （Q2）
3 サム・ロウズ（カレックス） 1分36秒767 （Q2）
4 小椋 藍（カレックス） 1分36秒787 （Q2）
5 アロンソ・ロペス（ボスコスクロ） 1分36秒842 （Q2）
6 ホルヘ・ナバーロ（カレックス） 1分36秒860 （Q2）
7 ジョー・ロバーツ（カレックス） 1分36秒884 （Q2）
8 ボ・ベンスナイダー（カレックス） 1分36秒919 （Q2）
9 アウグスト・フェルナンデス（カレックス） 1分36秒967 （Q2）
10 マーセル・シュロッター（カレックス） 1分37秒028 （Q2）
11 セレスティーノ・ビエッティ（カレックス） 1分37秒085 （Q2）
12 フィリップ・サラッチ（カレックス） 1分37秒124 （Q2）
13 トニー・アルボリーノ（カレックス） 1分37秒165 （Q2）
14 バリー・バルトゥス（カレックス） 1分37秒283 （Q2）
15 マヌエル・ゴンサレス（カレックス） 1分37秒365 （Q2）
16 ソムキャット・チャントラ（カレックス） 1分37秒444 （Q2）
17 アレッサンドロ・ザッコーネ（カレックス） 1分37秒452 （Q2）
18 キャメロン・ボビエ（カレックス） 1分37秒532 （Q2）
19 ロレンツォ・ダラ・ポルタ（カレックス） 1分37秒342 （Q1）
20 フェルミン・アルデグエル（ボスコスクロ） 1分37秒389 （Q1）
21 ゾンタ・ファン・デン・グールベルフ（カレックス） 1分37秒742 （Q1）
22 マルコス・ラミレス（MVアグスタ） 1分37秒759 （Q1）
23 ジェレミー・アルコバ（カレックス） 1分37秒761 （Q1）
24 ショーン・ディラン・ケーリー（カレックス） 1分38秒058 （Q1）
25 シモーネ・コルシ（MVアグスタ） 1分38秒150 （Q1）
26 アレックス・トレド（カレックス） 1分38秒251 （Q1）
27 ニッコロ・アントネッリ（カレックス） 1分38秒509 （Q1）
28 ケミン・クボ（カレックス） 1分38秒861 （Q1）