MotoGP第11戦オランダ Moto2決勝
2022/06/27
MotoGP第11戦オランダ、Moto2クラスは、オランダのアッセン(サーキット ファン・ドレンテ)で決勝レースを行ない、アウグスト・フェルナンデス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温21度、路面温度30度のドライコンディションの下、24周で争われた。
ポールポジションからスタートしたジェイク・ディクソン(カレックス)が好スタートでレースをリードするが、1周目の7コーナーで5番グリッドからスタートしたアロンソ・ロペス(ボスコスクロ)がトップに浮上する。
4番グリッドスタートの小椋 藍(カレックス)は1周目を4番手で通過するが、2周目の11コーナーでマシンが大きく振られて、9番手まで後退。さらに続く周回の3コーナー付近でも挙動を乱し、4周目を終えた段階で16番手まで後退する。
トップ争いは6周目までロペスがリードするが、7周目にマーセル・シュロッター(カレックス)がトップに浮上。ロペス、フェルナンデスの順で続き、8周目の時点でトップ集団は8人となる。
11周目の3コーナーから5コーナーにかけてロペスはアルベルト・アレナス(カレックス)、フェルナンデスに交わされて4番手に後退。
トップを行くシュローターはわずかにリードを広げ始まるが、12周目の5コーナーでシュローターが転倒し、アレナスがトップに浮上する。アレナスはこの後、15周目までトップをキープしていたが、16周目の5コーナーでフェルナンデスがアレナスを交わしてトップに浮上する。
この段階で序盤に後退していた小椋が周回ごとにポジションを挽回し、トップ集団に復帰。フェルナンデス、ディクソン、アレナス、小椋の順でトップ争いを展開する。
フェルナンデスはその後トップをキープ。小椋は残り3周となった22周目にの1コーナーで2番手に浮上し、フェルナンデスを追うがフェルナンデスが逃げ切り、前戦に続いて連勝、今シーズン3勝目を記録した。
小椋は序盤に後退しながらも中盤以降、次々にポジションを上げてトップ集団に加わり、0秒660差の2位に入賞した。3位にジェイク・ディクソン(カレックス)が入賞。
4位にセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)、5位にボ・ベンスナイダー(カレックス)が入賞し、ロペスが6位でゴール。7位にトニー・アルボリーノ(カレックス)、8位にジョー・ロバーツ(カレックス)、9位にマヌエル・ゴンサレス(カレックス)、10位にフィリップ・サラッチ(カレックス)入賞した。
チャンピオンシップ争いでは優勝したフェルナンデスが、ランキングトップのビエッティと同ポイントに並び、上位入賞回数の差でビエッティがランキングトップをキープ。フェルナンデスがランキング2位に浮上し、小椋はトップの二人と1ポイント差のランキング3位で前半戦を終えた。
MotoGP第11戦オランダGP Moto2クラス決勝結果
1 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
2 小椋 藍(カレックス)
3 ジェイク・ディクソン(カレックス)
4 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
5 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
6 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
7 トニー・アルボリーノ(カレックス)
8 ジョー・ロバーツ(カレックス)
9 マヌエル・ゴンサレス(カレックス)
10 フィリップ・サラッチ(カレックス)
11 フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)
12 ホルヘ・ナバーロ(カレックス)
13 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
14 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
15 バリー・バルトゥス(カレックス)
16 ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
17 マルコス・ラミレス(MVアグスタ)
18 ゾンタ・ファン・デン・グールベルフ(カレックス)
19 ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)
20 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
21 ケミン・クボ(カレックス)
22 アレックス・トレド(カレックス)
R アルベルト・アレナス(カレックス)
R ニッコロ・アントネッリ(カレックス)
R キャメロン・ボビエ(カレックス)
R アレッサンドロ・ザッコーネ(カレックス)
R マーセル・シュロッター(カレックス)
R サム・ロウズ(カレックス)
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