MotoGP第9戦ドイツGP、Moto2クラスは、ドイツのザクセンリンクで1日目の2回のフリー走行を行ない、サム・ロウズ(スピードアップ)が1分25秒027で初日総合トップに立った。
Moto2クラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目のセッション共にドライコンディションで行なわれた。2回目のセッションは終盤の残り7分を切ったところで、11コーナーでアズラン・シャー(カレックス)が転倒、マシンがコース上に残り、マシンから液体がもれたため、赤旗中断となった。約10分間の中断を経て、残り6分でセッションは再開され、ミカ・カーリョ(カレックス)が終了間際に2回目のセッショントップとなるタイムを記録したが、初日総合ではロウズが1回目に記録した1分25秒027がファステストラップとなった。ロウズは2回目でもセッション中盤にリーダーボードのトップに立っていたが、その後、スリップダウンを喫するなど2回目はセッション5番手に終わった。
総合2番手に1分25秒067で中上 貴晶(カレックス)が続いた。中上は1回目のセッションで2番手につけ、2回目も最後のアタックでセッションベストを記録し、セッション6番手につけたが、1回目のタイムが自己ベストとなり、総合2番手で初日を発進。
総合3番手に1分25秒069で2回目トップのカーリョが続き、総合4番手に1分25秒097でドミニク・エガター(カレックス)、総合5番手に1分25秒104でジョナス・フォルガー(カレックス)、総合6番手に1分25秒148でサンドロ・コルテセ(カレックス)の順。ポイントリーダーのヨハン・ザルコ(カレックス)は1回目に記録した1分25秒176で総合7番手に。インターバル中に鎖骨を骨折し、手術を受けて今レースに臨んだティト・ラバット(カレックス)は1回目4番手、2回目のセッション中に8コーナーで転倒を喫し13番手に終わり、1回目に記録した1分25秒195で初日総合8番手に。転倒はしたものの、ラバットに大きなダメージはなかった。総合9番手に1分25秒214でランディ・クルメナヒャー(カレックス)、総合10番手に1分25秒266でトーマス・ルティ(カレックス)の順で続いた。