MotoGP第9戦ドイツGP、Moto3クラスは、ドイツのザクセンリンクで1日目の2回のフリー走行を行ない、ダニー・ケント(ホンダ)が1分26秒937で初日総合トップに立った。
Moto3クラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれた。ケントはフリー走行1回目でトップタイムを記録、午後の2回目も序盤からリーダーボードのトップに立ち、一度はフィリップ・エッテル(KTM)に逆転されたものの、終盤の残り5分で昨年のポールタイムを更新する1分26秒937を記録し、初日を完全制覇した。
総合2番手に1分27秒615でニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、総合3番手に1分27秒658でアレックス・マスボー(ホンダ)が続き、2回目のセッション中盤に転倒を喫したファビオ・クアルタラーロ(ホンダ)はセッション15番手に終わったものの、1回目に記録した1分27秒666で総合4番手となった。2回目のセッション中盤に一時リーダーボードのトップにつけたフィリップ・エッテル(KTM)は1分27秒790で総合5番手でホームレース初日をスタート。カレル・ハニカ(KTM)が1分27秒805で総合6番手に続き、2回目のセッション序盤に最終コーナーで転倒を喫したエネア・バスティアニーニ(ホンダ)は1回目に記録した1分27秒886で総合7番手に。総合8番手に1分27秒940でエフレン・バスケス(ホンダ)、総合9番手に1分28秒001でアンドレア・ロカテッリ(ホンダ)、総合10番手に1分28秒006でフランシスコ・バグナイア(マヒンドラ)の順で続いた。
ザクセンリンク初走行となる日本勢は、尾野 弘樹(ホンダ)が1回目26番手、2回目23番手で、2回目に記録した1分28秒659で総合24番手、鈴木 竜生(マヒンドラ)は1回目28番手、2回目27番手、2回目に記録した1分28秒917で総合28番手で初日を終えた。
なお、午前中のセッション序盤に1コーナーで転倒を喫したミゲール・オリベイラ(KTM)は左手第四中手骨を骨折、ポルトガルに戻って手術を受けることになり、今レースを欠場することになった。