全日本RR第4戦もてぎ【J-GP3予選】小室旭が2戦連続ポールポジション
2020/10/17
全日本ロードレース選手権第4戦もてぎのJ-GP3予選は小室旭(Sunny moto Planning AKR)が制した。
朝から雨に見舞われた予選日。J-GP3の予選セッション開始と同時に雨脚が強まった。そんな中で小室と村瀬健琉(ミクニ VISION 2023)が激しいタイムアタック合戦を繰り広げる。
転倒車が続出するなか、2台は順調にタイムを詰める。そこに割って入ったのはスポット参戦の木内尚汰(S-Speed)。
残り10分を切るとタイムアタック合戦が激しくなる。2018年のJ-GP3チャンピオン中島元気(Honda浜松エスカルゴRT)もタイムを詰めて3番手浮上。しかし中島は残り3分を切ったところで転倒。
小室は最後の最後までタイムを削り、唯一の2分12秒台をマーク。2戦連続ポールポジション獲得。2番手に最終アタックでタイムを削った村瀬。木内は3番手ながら全日本初フロントロウを獲得した。
小室は「テストもドライコンディションだったので、ウエットコンディションは今日が初めて。ウエットコンディションだった第1戦SUGOのデータを使ってメカニックと一緒に練りに練った。一度ピットに戻ってセッティングをし直す予定だったけれど、それも必要ないくらい仕上がっていた」と笑顔。明日の決勝に向けては「前戦で『自信しかない』と言ったら負けた。でも自分とチーム、これまでやってきたことを信じてやるだけ」と機を入れ直していた。
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