全日本RR第4戦もてぎ【ST600予選】阿部恵斗が全日本初ポールポジション獲得
2020/10/17
全日本ロードレース選手権第4戦もてぎのST600予選は阿部恵斗(Webike チームノリックヤマハ)が制した。
ウエットコンディションとなった予選セッション。阿部は積極的にタイムアタック。岡本裕生(51ガレージニトロレーシング)、埜口遥希(SDG Mistresa RT HARC-PRO.)と共にタイムアタック合戦を繰り広げる。
残り5分。2番手に浮上した埜口はタイムアタックを続けて翌周には唯一の2分3秒台前半のタイムでトップ浮上。しかし残り2分で阿部が2分2秒台をたたき出してリーダーボードのトップに返り咲く。そしてそのまま全日本初ポールポジション獲得となった。埜口が2番手、岡本が3番手という新鮮なフロントロウの面々となった。
セッション直後に阿部は「うれしい気持ちと動揺が半々。雨は得意だけれど、ポールポジションが取れるとは思っていなかった」とコメント。事前に練習に訪れたときにウエットコンディションでいいフィーリングで走れたことが予選の勝因とし、「ここのコースは得意ではないが、雨に味方された予選だったと思う。スタート位置が一番前なのだから、勢いに乗って優勝したい」と笑顔を見せた。
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