MotoGP第11戦アラゴンGP、MotoGPクラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで2日目の予選を行ない、ファビオ・クアルタラロ（ヤマハ）が1分47秒076でポールポジションを獲得した。

　MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマーベリック・ビニャーレス（ヤマハ）。フランコ・モルビデリ（ヤマハ）が総合2番手、クアルタラロが総合3番手とヤマハ勢が初日に続いて上位を占めた。

　フリー走行総合11番手以下のライダーによって争われるQ1でダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ）がトップタイムを記録。ジャック・ミラー（ドゥカティ）が2番手に続き、この二人を加えた12名のライダーによって、気温20度、路面温度28度のドライコンディションでQ2は争われた。

　1回目のアタックでクアルタラロが1分47秒296を記録してトップで終える。2回目のアタックが始まるとビニャーレスが2周連続でファステストを更新してトップに立つが、ラストアタックでクアルタラロが1分47秒076を記録。クアルタラロは午前中のFP3で転倒を喫し15番手、予選直前のFP4でも6番手に止まったが、今シーズン4回目となるポールポジションを獲得した。

　ビニャーレスは1分47秒122で2番手。カル・クロッチロウ（ホンダ）が1分47秒305で3番手に続き、今シーズン初フロントロウを獲得。モルビデリはFP3、FP4と2セッション連続でトップタイムを記録していたが、Q2では1分47秒317で4番手となった。

　Q1からQ2に進んだミラーが1分47秒413で5番手に浮上。6番手に1分47秒679でジョアン・ミル（スズキ）が続き、中上 貴晶（ホンダ）はフリー走行総合8番手でQ2に進み、Q2では1分47秒759を記録して予選総合7番手を獲得。

　Q1トップのペトルッチが1分47秒924で8番手に。9番手に1分47秒988でアレイシ・エスパルガロ（アプリリア）、10番手に1分48秒035でアレックス・リンス（スズキ）が続き、アレックス・マルケス（ホンダ）はMotoGPクラスで初のQ2進出を果たし、1分48秒189で11番手。ポル・エスパルガロ（KTM）が1分48秒202で12番手に続いた。

　以下、Q1のタイム順に、アンドレア・ドビジオーゾ（ドゥカティ）が1分47秒752で13番手、ブラッド・ビンダー（KTM）が1分47秒853で14番手、イケル・レクオナ（KTM）が1分48秒005で15番手。

　16番手に1分48秒068でヨハン・ザルコ（ドゥカティ）、17番手に1分48秒386でフランチェスコ・バニャーヤ（ドゥカティ）、18番手に1分48秒431でミゲール・オリベイラ（KTM）、19番手に1分48秒556でブラッドリー・スミス（アプリリア）、20番手に1分48秒558でティト・ラバット（ドゥカティ）、21番手に1分49秒166でステファン・ブラドル（ホンダ）の順となった。


MotoGP第11戦アラゴンGP MotoGPクラス2日目予選総合結果
１ ファビオ・クアルタラロ（ヤマハ） 1分47秒076（Q2）
２ マーベリック・ビニャーレス（ヤマハ） 1分47秒122（Q2）
３ カル・クロッチロウ（ホンダ） 1分47秒305（Q2）
４ フランコ・モルビデリ（ヤマハ） 1分47秒317（Q2）
５ ジャック・ミラー（ドゥカティ） 1分47秒413（Q2）
６ ジョアン・ミル（スズキ） 1分47秒679（Q2）
７ 中上 貴晶（ホンダ） 1分47秒759（Q2）
８ ダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ） 1分47秒924（Q2）
９ アレイシ・エスパルガロ（アプリリア） 1分47秒988（Q2）
10 アレックス・リンス（スズキ） 1分48秒035（Q2）
11 アレックス・マルケス（ホンダ） 1分48秒189（Q2）
12 ポル・エスパルガロ（KTM） 1分48秒202（Q2）
13 アンドレア・ドビジオーゾ（ドゥカティ） 1分47秒752（Q1）
14 ブラッド・ビンダー（KTM） 1分47秒853（Q1）
15 イケル・レクオナ（KTM） 1分48秒005（Q1）
16 ヨハン・ザルコ（ドゥカティ） 1分48秒068（Q1）
17 フランチェスコ・バニャーヤ（ドゥカティ） 1分48秒386（Q1）
18 ミゲール・オリベイラ（KTM） 1分48秒431（Q1）
19 ブラッドリー・スミス（アプリリア） 1分48秒556（Q1）
20 ティト・ラバット（ドゥカティ） 1分48秒558（Q1）
21 ステファン・ブラドル（ホンダ） 1分49秒166（Q1）