MotoGP第14戦アラゴンGP MotoGP 2日目予選
2019/09/22
MotoGP第14戦アラゴンGP、MotoGPクラスは、スペインのモーターランドアラゴンで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分47秒009でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの2日目は午前中のFP3が雨の影響が残り、ウエットから次第に路面のライン上が乾いて行くコンディションとなった。マルケスほか数名のライダーは走行を見合わせる中、アレックス・リンス(スズキ)がトップタイムを記録するが、フリー走行総合結果は初日の総合タイム順となり、マルケスがトップでQ2に進出。
総合11番手以下のライダーによって争われるQ1でトップタイムを記録したのはフランコ・モルビデリ(ヤマハ)。アンドレア・イアンノーネ(アプリリア)が2番手に続き、この二人を加えた12名のライダーによって、Q2は気温27度、路面温度39度のドライコンディションで争われた。
マルケスは1回目のコースインで開始6分すぎに1分47秒050を記録してリーダーボードのトップに立つ。セッション終盤の2回目のコースインでは1分47秒009とタイムを更新。初日のFP1で記録した1分46秒869には届かなかったが、2番手に0.327秒差をつけて、今シーズン9回目のポールポジションを獲得した。
2番手に1分47秒336でファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)が続いた。クアルタラーロはフリー走行総合4番手でQ2に進み、Q2のラストアタックでセクター3までファステストを更新したが、最終セクターは自己ベスト更新に止まり、2番手となった。
3番手に1分47秒472でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。ビニャーレスはフリー走行総合2番手でQ2に進み、セッション終盤まで2番手につけていたが、最後にクアルタラーロに逆転された。
4番手に1分47秒658でジャック・ミラー(ドゥカティ)が続き、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分47秒733で5番手と今シーズンベストグリッドを獲得。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はフリー走行総合3番手でQ2に進んだが、Q2では1分48秒015で6番手となった。
7番手に1分48秒322でカル・クロッチロウ(ホンダ)が続き、Q1トップでQ2に進んだフランコ・モルビデリ(ヤマハ)が1分48秒372で8番手。9番手に1分48秒458でジョアン・ミル(スズキ)が続き、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)は1分48秒608で10番手となった。
アンドレア・イアンノーネ(アプリリア)はQ1で2番手タイムでアプリリアに移籍して初となるQ2に進み、Q2では1分49秒240で11番手となった。フリー走行総合で5番手と好調だったポル・エスパルガロ(KTM)はFP4のセッション中盤に9コーナーでハイサイド転倒し、左手首を骨折。Q2を走ることなく、今レースを欠場することになった。
アレックス・リンス(スズキ)はフリー走行総合11番手でQ1からQ2進出をねらったが、Q2では3番手に終わり、1分48秒449で予選総合13番手となった。
中上 貴晶(ホンダ)はフリー走行総合13番手でQ1に進み、Q1ではセッション中盤にQ2進出圏内の2番手につけたが、ラストアタックで記録した1分48秒477でセッション4番手、予選総合14番手から決勝に臨む。
ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が1分48秒682で15番手に続き、16番手に1分48秒748でフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)、17番手に1分48秒827でミゲール・オリベイラ(KTM)、18番手に1分48秒916でティト・ラバット(ドゥカティ)の順。今レースからレギュラーライダーとなったミカ・カーリョ(KTM)は1分49秒085で19番手。ホルヘ・ロレンソ(ホンダ)は1分49秒282で20番手と苦戦が続く。以下、21番手に1分49秒315でハフィス・シャリン(KTM)、22番手に1分49秒517でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、ワイルドカード参戦のブラッドリー・スミス(アプリリア)は1分49秒756で23番手となった。
MotoGPクラスの明日の決勝は、Moto3クラスの後に行なわれ、現地時間13時(日本時間20時)スタート予定となっている。
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