MotoGP第9戦ドイツGP MotoGP 2日目予選
2019/07/07
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはFP3でトップタイムを記録したマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)と中上 貴晶(ホンダ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は気温27度、路面温度44度のドライコンディションで争われた。
マルケスは3回アタックを行なったが、コースインごとにファステストを更新してリーダーボードのトップをキープ。MotoGPクラスに昇格した2013年から7年連続でザクセンリンクでポールポジションを獲得した。
2番手に1分20秒400でファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)が続いた。クアルタラーロは午前中のFP3走行中に大きくマシンを振られた際に左肩を亜脱臼したこともあり、FP4は7番手に止まったが、Q2では2回目のコースインでベストラップを記録し、4戦連続フロントロウを獲得。
ビニャーレスは3回アタックを行ない、3回目のコースインの計測2周目に1分20秒406のベストラップを記録。3番手フロントロウを獲得した。
フリー走行総合5番手でQ2に進んだアレックス・リンス(スズキ)がセッション序盤にコースオフを喫するも、1分20秒531で4番手に。5番手に1分20秒690でジャック・ミラー(ドゥカティ)、6番手に1分20秒857でカル・クロッチロウ(ホンダ)、7番手に1分20秒964でフランコ・モルビデリ(ヤマハ)、8番手に1分21秒023でポル・エスパルガロ(KTM)、9番手に1分21秒061でジョアン・ミル(スズキ)の順で続いた。
中上はフリー走行総合13番手でQ1に進み、Q1ではラストアタックで2番手に浮上しQ2に進出。前戦オランダGPで巻き込まれて転倒し、左足首を負傷しており、マシンを降りた後は松葉づえを使うなど、痛みを抱えていたため、Q2では1回のアタックのみに止まったが、1分21秒104で10番手を獲得した。
ロッシはQ1をトップで通過したものの、Q1でベストラップを記録した後に1コーナーでスリップダウン。その影響が残り、1分21秒137で11番手に終わった。ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)はQ2のセッション終盤のアタック中に9コーナーで転倒を喫し、序盤に記録した1分21秒486で12番手となった。ここまでの上位12名がQ2のタイム順でグリッドを決定。
アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)はQ1で3番手とQ2進出を逃し、Q1で記録した1分21秒105で13番手。負傷欠場のホルヘ・ロレンソ(ホンダ)の代役として参戦するステファン・ブラドル(ホンダ)は1分21秒227で14番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)は1分21秒313で15番手に続いた。
以下、16番手に1分21秒433でアンドレア・イアンノーネ(アプリリア)、17番手に1分21秒446でフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)、18番手に1分21秒465でハフィス・シャリン(KTM)、19番手に1分21秒637でヨハン・ザルコ(KTM)、20番手に1分21秒683でミゲール・オリベイラ(KTM)、21番手に1分21秒796でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、22番手に1分22秒119でティト・ラバット(ドゥカティ)の順となった。
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