SBK第8戦イギリス 2日目 スーパーポール/レース1
2019/07/07
SBK(スーパーバイク世界選手権)第5戦イモララウンドは、イギリスのドニントンパークで2日目のスーパーポールと決勝レース1を行なった。
2日目は朝から雨となり、FP3はウエットとなったが、スーパーポールはドライコンディションで争われ、トム・サイクス(BMW)が1分27秒619でポールポジションを獲得。サイクスはBMW移籍後初ポール獲得となった。2番手に1分28秒612でジョナサン・レイ(カワサキ)、3番手に1分29秒198でレオン・ハスラム(カワサキ)とホームレースのイギリス人ライダーが続いた。清成 龍一(ホンダ)は1分30秒997で13番手。
決勝レース1は再びウエットコンディションとなり、レイがスタート直後にトップに立つと、後続にリードを広げて独走。最終的に約11秒の大差をつけて、今シーズン5勝目を記録した。
序盤はサイクス、ハスラム、ロリス・バズ(ヤマハ)の3人が2番手争いを展開したが、サイクスが抜け出し、単独2位でレイを追ったが、その差を縮めることはできず、2位に入賞。前戦ミサノのレース1に続いて、今シーズン2度目の表彰台を獲得した。
ハスラムとバズも中盤以降は単独走行となり、ハスラムが3位表彰台を獲得。バズがSBK復帰後ベストとなる4位に入賞した。
5位にアレックス・ロウズ(ヤマハ)、6位にレアンドロ・メルカド(カワサキ)が続き、代役参戦のピーター・ヒックマン(BMW)は7位に入賞。ケガからの復帰戦となったマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)は16番グリッドから追い上げて8位に入賞。アレッサンドロ・デルビアンコ(ホンダ)がSBKベストリザルトとなる9位に入賞した。10位にチャズ・デイビス(ドゥカティ)が続き、清成は11位に入賞。
マイケル・リナルディ(ドゥカティ)が12位、トプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)が13位、マルコ・メランドリ(ヤマハ)は1周遅れの14位でゴール。
アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)は5番手走行中の11周目の6コーナーで転倒リタイアに終わった。レイが優勝し、バウティスタがノーポイントに終わったことから、レイがポイントリーダーに浮上。バウティスタは9ポイント差のランキング2位に後退した。
ジョルディ・トーレス(カワサキ)、サンドロ・コルテセ(ヤマハ)は転倒リタイア。ケガからの復帰戦となったユージン・ラバティ(ドゥカティ)はFP3以降のセッションを欠場した。
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